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「え、佐久間さん?」
「もしかして、坂本さんも、このアニメ好きなんですか?」
「はい!そうなんです!女の子が可愛くて!」
「うわー、嬉しいなあ!こんな近くに共感してくれる人がいるなんて!」
佐久間君は、ニコニコしながら私の手を握りぶんぶん上下に振っている。
「あの、坂本さんって今日の夜空いてますか?」
「え、」
「アニメ語りたいのと、、、」
「俺、坂本さん可愛くてどタイプなんで、もっと話したいなって」
え、ちょっと待って、今この人なんて言った?
前を見ると、真剣な顔をしている、私の推しがいる。
なんなんだ、この状況は
「えっと、とっても嬉しいんですけど、佐久間さんは大丈夫なんですか?私なんかと過ごして」
「大丈夫〜!俺いいとこ知ってるんだぁー、にゃは!」
え、不安しかない。
でも断れなくて、今日の夜、佐久間さんと食事することになった。
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作者名:sen。 | 作成日時:2022年9月6日 18時