私と弾丸* (ページ10)

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#hokuto. ページ10

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俺が1番不思議に思ったのは嵐さんが伝達しに来た事

伝達ごとなどは事務職をしている人達の仕事

嵐さんは組員の中で上のランク

お嬢と組んで仕事をしているから事務職ではないはず

その事が引っかかったまま言われた晩飯の時間になる

慎太郎
「なんか、緊張してきた」

樹
「なんでだよ笑」

いや、緊張しないはずがない

組長からの話なんて滅多にないから

なんだかんだ言って樹も緊張していることはSixTONESのみんな気づいているであろう

食事をする部屋に入ればもう既にほとんどの人が座って待っていた

逆に空いてるのは

組長の席ともう一席

お嬢の席

優吾
「珍しいね、お嬢が居ないなんて」

異変に気が付いているのは俺だけじゃないらしい

しばらくして組長が部屋に入って来てその場の空気はより一層張り詰められる

組長
「時間か…、話を始めようか」

いつもの晩飯の時間が来てもお嬢は姿を表さず

組長は眉を下げ話し始める

話の内容を聞けば全ての辻褄が合い納得

皆はこれはチャンスだと言わんばかりに目を光らせる

言えばお嬢に気に入られればOKって事でしょ？

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