私と弾丸* (ページ7)

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#me. ページ7

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自分の部屋の前に来れば人影があって呆れる

襖を開ければ案の定私が想像していた人の姿

「なんで私の部屋にいるの、飛貴」

浮所
「んー、今俺は掃除係です」

また意味がわからない発言

「何それ…笑」

浮所
「…姉さん、何かあったんすか？」

無理して笑ってる

目を大きく見開いて驚いた顔をした後

そう言って怒ったような素振りを見せる飛貴は勘が鋭いのかなんなのか

「何でもない」

浮所
「嘘、俺にも頼ってください」

生意気なんだよ、私に向かって頼れって言うなんて

「今日の晩には分かる事だよ」

そう言えば分かりやすく拗ねる

「あー、もう、拗ねないで」

いつもは私が声を掛ければ目を輝かせて寄ってくるのにこう言う時は頑固

浮所
「先に言って。俺が1番に聞きたい。」

もうこうなってしまえば飛貴は後には引かない事を長年一緒にいれば分かる

「はぁ、私の結婚相手をこの組員の中から決めるんだって」

浮所
「うぇｯｯ！？」

この人は今日一日でどれ程驚くんだ

そろそろ目ん玉が飛び出そうだな

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