今日:3 hit、昨日:7 hit、合計:12,107 hit
小｜中｜大
#Prolog ページ1
.
無愛想だね
そう言われるようになったのはいつからだろうか
喧嘩強いね
当たり前でしょ
この家に生まれたからには強くなかったら生きていけないんだよ
物心着いた頃にはもう既にこの道を確実に歩んでいた
いつか普通の生活が出来るから
そう思って生きてきたけど小学校高学年の頃には気づいた
私に普通の生活なんて訪れない
『お嬢、おはようございます』
『『おはようございます』』
これが普通なんだ、と
母と父は私を産んですぐに事故で亡くなった
事故
正式には喧嘩に巻き込まれて死んだ
ここまできたら分かるでしょ
私の家は極道
叔父は組長
叔母はいわゆる姐さん
この時点で私の人生は滅茶苦茶
なのにこれから先にもっと人生が壊れて崩れていく出来事が起こるなんて思ってもみなかった
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 146人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：海 | 作成日時：2019年3月21日 23時
