#me. ページ45
.
昼から出掛けると言った誠也くんに合わせて準備をして外に行けば当たり前のように車が家の前につけられている
そして私も当たり前のように助手席に乗れば笑顔で言うんだ
誠也
「出発〜？」
「…進行〜」
片手をグーにして上げた誠也くんに私も真似をすると満足そうに車を走らせた
いつか来たショッピングモールに着いて車を降りればどちらからともなく自然と繋がれた手
前は簡単にそんなことしちゃうんだって思っていた
でも、今なら誠也くんにとってはこれが普通なんだと思える
「ねぇ、どこに向かっているの」
休むことを知らずどんどんと進んでいく誠也くんの背中に向かって声をかける
誠也
「A仕事場に着ていくスーツないやろ？」
やっと足が止まったと思えば目の前にはスーツ屋さん
どこまでも気が利く人だ
スーツ買って、靴も買って、その次は…
1人でブツブツ呟きながらも私のスーツを選びお会計まで済ませるスマートさに一周まわって感心する
俺からのお祝いプレゼント
そう言って仕事に必要なもの全てのお会計をしてくれて、最後に向かったのは少し高そうなレストラン
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 283人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Min(プロフ) - いつも楽しみにして読んでます！更新大変だと思いますが頑張って下さい(^^) (2020年5月28日 22時) (
レス) id: 54e8e6f468 (このIDを非表示/違反報告)
たぴおか - すごくすごくこの小説面白いです！この後どうなるのかめっちゃ気になります！^^これからも更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2020年5月26日 18時) (レス) id: 3ea6a40c76 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：海 | 作成日時：2020年5月8日 23時
