#me. ページ21
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丈一郎
「末澤はその6月26日を機に恋愛が怖くなったから特定の人は決めんと遊んでたってこと」
「そんな過去があったんですか…」
あの後、何の躊躇いもなく藤原さんは誠也くんの過去を話してくれた
けど、また引っ掛かること
6月26日がせなさんの命日である事
だからあの時、私が誕生日を言った時
誠也くんは動揺したのか
だから私は誠也くんには重荷でしか無かったんだ
そう思えばどんどん自己険悪になって
誠也くんにはもう会わない
そう私の心の中で強く決心した
のに、
丈一郎
「何考えてるん」
丈一郎
「眉間にしわ寄せて何を思ってたんか話してみ」
私の眉間に触れる姿はさっきまでと打って変わって優しい笑顔を私に向けている
そんな藤原さんにはかなわない事を察した
「…6月26日は私の誕生日なんです」
恐る恐る顔をあげればまたまた目を見開く藤原さん
丈一郎
「それ、末澤は知ってるん？」
そんな問い掛けに静かに首を縦に振る私
それを合図に藤原さんはため息をついた
あ、私なにかいけない事を言ってしまったんだ
そう思ったのもつかの間
丈一郎
「驚いたなぁ、記念日まで一緒やったか」
そんな言葉が私に降りかかったんだ
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Min(プロフ) - ずっと待ってましたぁ！更新大変でしょうけど頑張って下さい^ ^ (2020年8月4日 23時) (
レス) id: 54e8e6f468 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみん - 最高です！この作品！うわぁ〜めっちゃいいとこで更新止まってる〜！！次の更新待ってるので頑張ってください☆ (2020年7月22日 1時) (レス) id: 2afb720988 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海 | 作成日時：2020年6月13日 13時
