50話 ページ8
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同時刻。シェアハウスにて。
「コンビニ弁当なんて久しぶりやなぁ」
「ねー」
にどみ、ズズ、mega、こいろ、なな湖、バケゆか、タラチオは、にどみが昼食用に買ってきたコンビニ弁当を食べていた。
ちなみに、先端と九血鬼は午前出勤、とりなんは1日休日出勤だ。
昼食を食べ終わり、にどみとタラチオは後片付け、ズズとこいろとmegaとバケゆかはWii Uを始め、なな湖がそれを見守る。
「先端と九ちゃんもそろそろ帰ってくるよな?」
「せやね」
「2人にコーヒーでも淹れるかぁ。ほら他に欲しいやつー」
「俺!」
「いろもー!」
「なな君もー!」
「megaちゃんもー!」
「うわキツ」
結局バケゆか以外の全員に淹れることになったので、タラチオは後片付けをにどみに任せ、コーヒーを淹れ始めた。
すると、インターホンが鳴った。
「ごめん誰か出てー」
「俺出るわ」
「てか誰だ?」
「配達かセールスかこの家知ってる実況者でしょ」
なな湖がリビングを出て行く。
シェアハウスに近所の住民はほとんど来ないし、混ぜメンのリア友も来ない(と言うか知らない)。
来るのは配達かセールス、そして事情を知って遊びに来る実況者のいずれかだ。
「はーい」
なな湖が玄関のドアを開ける。
そこには見覚えのない1人の男性がいた。
「すみません。ここに山崎海斗くんと山崎Aさんはいますか?」
「えっと…今どちらもいないんですが、せんたっ、海斗くんならもうすぐ帰ってきますよ。家の中で待ちますか?」
「いいんですか?すみませんありがとうございます」
リビングに男性を招いてしばらく。
男は人が大人数いても何も言わず、ニコニコしていた。
好都合だが、違和感を覚えた。
「「ただいまー」」
と2人の声が聞こえた。
なな湖は玄関まで2人を迎えに行った。
「おかえりー。先端にお客さん来とるよ」
「俺に?」
先端はリビングに入ってその人物を確認する。
そして相手の顔を見た瞬間、手に持っていた鞄をその場に落とした。
「お前…!!」
「やぁ。久しぶりだね、海斗」
「涙斗ッ…!!!」
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ちー(プロフ) - まなさん» ありがとうございます!よんもじ三銃士いいですよね!受験シーズンなので更新遅いですが頑張ります! (2018年1月26日 22時) (レス) id: 808e1a3960 (このIDを非表示/違反報告)
まな - 今更ですが続編おめでとうございます!よんもじ三銃士が出てくるなんて…!嬉しいです!これからも更新頑張ってください! (2018年1月25日 23時) (レス) id: 28d290e66d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちー | 作者ホームページ:
作成日時:2018年1月10日 23時