43話 ページ1
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5月。
ほとんどの人が帰省するのかと思っていたが、逆に全員が帰省しないという状況だった。
まぁ私も帰らないのだが。
10時頃、洗濯物を干し終え一通りの家事が終了したので一つ伸びをする。
ゆっくりできる日だけど、やることがないっていうのもなんだかむず痒い。
今日はいい天気だし、
取り敢えず洗濯場籠を置きに洗濯場へ。
そしてリビングに入れば、とりっぴぃさんと愛ゴリさんが何やら話し込んでいた。
「あ、Aちゃんちょうど良いところに」
『どうかしました？』
「あー、今から俺の親戚とその友達が来るんだけど大丈夫か？」
『私は全然問題ないですよ』
するとホッとしたように息を吐く愛ゴリさん。
聞けばその親戚の人も友達も実況者らしく、一応実況者ではない私に許可を取った、という感じらしい。
「てかあいつら来れんの？」
「住所教えてるし何とかなるだろ」
これから来る3人は、ここに来るのは初めてらしく頑張ってスマホで調べて来るそう。
その話をしていると、インターホンが鳴った。
愛ゴリさんが玄関に向かうのに対し、とりっぴぃさんは眠たそうにテーブルに伏せていた。
眠気覚ましにコーヒーを淹れてあげよう。
ついでにみんな分淹れよーっと。
コーヒーを淹れていると、愛ゴリさんが3人の男性を連れてリビングに入ってきた。
「うっわひっろ！！」
「めっちゃ綺麗じゃん」
「すげぇなぁ…」
「うるせぇお前ら静かにしろ」
「はぁいすいませーん」
「とりっぴぃおこっぴぃ」
あ、
と声を上げる3人。
視線は確かにこっちを向いている。
『初めまして。ごゆっくりどうぞ』
「あっ、どうもお邪魔してます」
「…誰っすか？」
「てか美人さんじゃん…」
「俺の彼女」
はぁ！？
という4人の声がハモった。
爆弾発言をしたのは愛ゴリさんで、とりっぴぃさん含めた男性4人が驚いている。
無論私も混乱している。
「愛ゴリ浮気なの！？かわぞえさんの前で！！」
「お前いつの間に彼女できたんだよ！」
『ち、違いますよ！』
「そうだ！Aちゃんは俺の彼女だ！」
『とりっぴぃさんややこしい事言わないでください！それも違いますから！！』
何これ疲れる…
ていうか自己紹介まだだった。
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ちー(プロフ) - まなさん» ありがとうございます！よんもじ三銃士いいですよね！受験シーズンなので更新遅いですが頑張ります！ (2018年1月26日 22時) (
レス) id: 808e1a3960 (このIDを非表示/違反報告)
まな - 今更ですが続編おめでとうございます！よんもじ三銃士が出てくるなんて…！嬉しいです！これからも更新頑張ってください！ (2018年1月25日 23時) (レス) id: 28d290e66d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちー | 作者ホームページ：
作成日時：2018年1月10日 23時
