46話 ページ4
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結局。
私も一緒に行くことになり、現在はデパート周辺にあるファミレスに来ていた。
シェアハウスにいる人たちの昼食は、私が着替えに行く時にちょうどにどみさんが起きてきた所だったので、お願いしてきた。
嫌がられると思っていたが、意外にも素直に頷いてくれたのでよかった。
「ひゃー腹減ったー」
「何頼むー？」
男性5人がメニューを広げている。
なんだか肩身が狭くて、私だけ浮いてる気がした。
その時、私のスマホに着信。
誰からだろう、とスマホを見れば、非通知の文字。
『すみません、ちょっと出てきますね』
許可を得て、ファミレスの外に出た。
未だにコールが続いているが、誰だろう？
『もしもし』
電話に出るが、相手は何も喋らない。
イタズラかな？と思い、電話を切ろうとした瞬間、
「もっしもーし」
すぐ近くとスマホから、2重で声がした。
声のした方を見てすぐ、手首を強い力で掴まれ持っていたスマホを落とす。
声を出そうとしたが、もう1人の男に口を塞がれた。
見覚えのある男が3人。
私は強引にファミレスから少し離れた路地裏へと連れて行かれた。
・
「Aさん遅くないですか？」
はたさこの言うことは最もだった。
あれから10分ほど経つ。
電話するだけにしては長すぎる。
「俺ちょっと様子見てくる」
「おう頼んだ」
まろが席を立ち、様子を見に行く。
Aちゃんが来るまで注文はしないと俺らで決めたので、メニューを適当に見て待つ。
「ていうかさー、愛ゴリが人の事ちゃん付けで呼ぶのって珍しくない？」
「それね。ちゃん付けはりんごちゃんくらい？」
確かにゴリぞえととりっぴぃの言う事は合ってる。
というかりんごちゃんはりんごちゃんって名前だからりんごちゃんなのであって別にりんごちゃんって呼んでるのに深い意味があるわけではない。
ん？何言ってんだ俺？
まぁとにかく、俺が女子をちゃん付けで呼ぶのはあまりない。
だからってAちゃんをちゃん付けで呼ぶのに特別な意味はない。
「特別な意味はねーけど強いて言うならシスコンの兄が怖い」
俺がそー言えば、全員が納得した顔になる。
やっぱり先端はシスコンだってみんな認めてんだな。
そんな話をしていると、まろが走って戻ってきた。
「おかえりーまろ。Aちゃんは？」
焦った顔をするまろに、俺まで焦る。
嫌な、予感。
「Aさんがいないッ！！」
***
りんごちゃんは名前だけ。
オカマ。もう出てこない
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ちー(プロフ) - まなさん» ありがとうございます！よんもじ三銃士いいですよね！受験シーズンなので更新遅いですが頑張ります！ (2018年1月26日 22時) (
レス) id: 808e1a3960 (このIDを非表示/違反報告)
まな - 今更ですが続編おめでとうございます！よんもじ三銃士が出てくるなんて…！嬉しいです！これからも更新頑張ってください！ (2018年1月25日 23時) (レス) id: 28d290e66d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちー | 作者ホームページ：
作成日時：2018年1月10日 23時
