36話 ページ39
お粥を持ってとりっぴぃさんの自室へ。
ちょうど体温を測っていたので、確認させてもらった。
『38.4…だいぶありますね。今日1日安静にしててください。食欲はありますか？』
「うん、大丈夫」
お粥を食べるとりっぴぃさんを見て、取り敢えず一安心。
見かけより元気そうだけど、やっぱり心配。
『今日は私が看病しましょうか？』
と言うと、驚いた顔をした。
「いいって！Aちゃんだって仕事あるでしょ？」
『まぁそうですけど…』
仕事行って！と何度も言われ、私は仕事に行くことにした。
『じゃあ行ってきます。何かあったらすぐ連絡してくださいね』
「はーい」
少し不安を残しながらも、早足で会社に向かった。
・
『おはようございます』
「Aちゃんおっはよー。今日はちょっと遅め？」
『すみません工藤さん』
「いーよいーよ。あ、新入社員は坂部ちゃんと長瀬くんが面倒見てるよ」
どうやら少し休憩をとったらしく、部署内に3人は見当たらなかった。
が、すぐにコーヒーを持って戻ってきた。
「あ、A先輩！おはようございます！」
「おはようございます」
「おはようございまーす」
『うん。3人ともおはよう』
それから長瀬くんは自分の先輩の所へ行き、私たちも各々仕事を始めた。
昼休み。
いつものように愛梨ちゃんと工藤さんと食堂に行き昼食を取った。
そして再び部署に戻れば、
「はぁ？今日の生放送は中止？とりっぴぃお前、また風邪か？」
という声が聞こえた。
それは電話をしている竹城くんの声で、とりっぴぃと言う単語から、電話相手は現在風邪で寝込んでいるとりっぴぃさんと思われる。
私はその話を盗み聞きすることにした。
「風邪なら生放送は中止だな。暇になるからお見舞い行くわ。シェアハウスだろ？……なんでそんなに来てほしくないんだよ。……うつらねぇから大丈夫だって。なんならマスクしてくし」
どうやら竹城くんは、とりっぴぃさんのお見舞いをしにシェアハウスへ来るらしい。
…さて、どうしたものか。
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ヨタ。(プロフ) - ちーさん» おおお！気になりますな…楽しみに待ってます！ (2018年1月9日 2時) (
レス) id: 8dd5c04a8d (このIDを非表示/違反報告)
ちー(プロフ) - 奏多さん» ありがとうございます！頑張ります！鼻血ちゃん拭いてくださいね！ (2018年1月8日 22時) (レス) id: 808e1a3960 (このIDを非表示/違反報告)
奏多(プロフ) - 神殿花鳥…おっと鼻血が…ありがとうございます！！！！小説の内容も好きです！最新頑張ってください！ (2018年1月8日 11時) (レス) id: 686db1e05b (このIDを非表示/違反報告)
ちー(プロフ) - ヨタ。さん» 何度もコメントありがとうございます！神殿花鳥という私得なメンツに私得な展開…実は今後の話のちょっとした伏線だったり…ふふふ… (2018年1月8日 1時) (レス) id: 808e1a3960 (このIDを非表示/違反報告)
ヨタ。(プロフ) - かっけぇぇえええ(((( 更新お疲れ様です…生きてて良かった(( (2018年1月8日 1時) (レス) id: 8dd5c04a8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちー | 作者ホームページ：
作成日時：2017年11月29日 0時
