22話 ページ24
「いや、俺もよくは知らねーんだけどよ、Aちゃんが洗濯物を取り込みに行く時にズズが手伝いとして一緒に行ったんよ。
俺らとしては、「あいつ頑張ってんなー」ってなるわけだ。
だからそこまではなんら問題ない。
そして2人は一緒に洗濯物を畳む作業をした。
じゃあ2人っきりのときに何かあったのかと言われればそういう訳ではないらしい。
問題はその後に起こった。
各々の洗濯物を各々の自室の前に置く作業を始めた2人。
そう、問題が起こったのはバケゆかの洗濯物を部屋の前に置く時に起こった。
俺らの部屋のドアは外側に開くよな？
それが問題になった。
ちょうどバケゆかの部屋のドアの前に立っていたズズと、そのズズの少し前に立っていたAちゃん。
もう予想はついただろ？
バケゆかは2人がドアの前にいるなんて知らずにドアを勢いよく開けた。
ドアの前にいるズズは当然扉に押されて前に倒れるわけだ。
そして前にいたAちゃんと一緒に倒れ込んだ。
そしてその時…」
2人の唇が触れ合った。
確かにそう言った先生。
Aちゃんとズズくんは耳まで真っ赤だし、本当なんだろうけどさぁ。
なんかいろんな感情が混ざり合ってよく分からなくなる。
ただ一つ、確かに分かることがある。
「羨ましすぎだろ…」
「ん？とりっぴぃも逆エビ固めの刑にする？」
「ゴメンナサイ」
くそぅ、事故とはいえラッキー過ぎだろ死ね！！
『あ、あの…皆さんその辺にしときませんか？私もう、気にしてませんので…』
「まぁ、本人がそう言うなら…」
「でも嫌やったんやろ？」
『…いや、別に、』
嫌じゃ、なかったです。
少し震えた声が響く。
周りが静寂に包まれる。
ズズの顔が赤くなる。
「よしにどみさん場所変われ」
「とりっぴぃ次俺な」
「私もその次」
「いやmegaは…」
「何かな？タラチオくん？」
「ナンデモナイデス…」
Aちゃんが少し震えているのを見て、暫く全員でズズをしばいていた。
先端とAちゃんを除いて。
「A、」
『っごめん、ちょっと思い出しちゃっただけ。震えも、もう止まるから….』
「…無理すんなよ」
兄妹2人だけの、秘密。
*****************
誰の視点が分からなかったり、このセリフは誰が言ってるのか気になった方は教えてください。
お答えします。
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ヨタ。(プロフ) - ちーさん» おおお！気になりますな…楽しみに待ってます！ (2018年1月9日 2時) (
レス) id: 8dd5c04a8d (このIDを非表示/違反報告)
ちー(プロフ) - 奏多さん» ありがとうございます！頑張ります！鼻血ちゃん拭いてくださいね！ (2018年1月8日 22時) (レス) id: 808e1a3960 (このIDを非表示/違反報告)
奏多(プロフ) - 神殿花鳥…おっと鼻血が…ありがとうございます！！！！小説の内容も好きです！最新頑張ってください！ (2018年1月8日 11時) (レス) id: 686db1e05b (このIDを非表示/違反報告)
ちー(プロフ) - ヨタ。さん» 何度もコメントありがとうございます！神殿花鳥という私得なメンツに私得な展開…実は今後の話のちょっとした伏線だったり…ふふふ… (2018年1月8日 1時) (レス) id: 808e1a3960 (このIDを非表示/違反報告)
ヨタ。(プロフ) - かっけぇぇえええ(((( 更新お疲れ様です…生きてて良かった(( (2018年1月8日 1時) (レス) id: 8dd5c04a8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちー | 作者ホームページ：
作成日時：2017年11月29日 0時
