15話 ページ17
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あの後、部屋の掃除の確認、洗濯物は寝る前に出しておくことを頼み、その他諸々の話をして解散となった。
そして現在朝の4時半。
今日から新入社員が来るため、私も朝一で会社に行かなければならない。
すこし動きにくいが、Yシャツを着てスカートを履く。
汚さないように注意しながら、まずは洗濯を済ませよう。
・
朝5時半。
廊下から聞こえてくる足音で目が覚めた。
ドタバタドタバタ、相当急いでる感じ。
「誰だこんな朝早く…」
今日は誰も早くでてくやつはいないはずだけどな。
そんなことを考えていたら、部屋の前で大きな音。
まさか転けたのか！？
勢いよく飛び起きて、勢いよくドアを開けると、
『あ…おはようございます、ズズさん。もしかして起こしちゃいました？』
大量の衣服をばら撒けたAちゃん。
「…何やってんだ？」
『洗濯物を干しに行こうかと。洗面所から屋上が遠くて欲張ってたくさん持ったら前が見えなくて転んじゃいました』
恥ずかしそうに笑っているが、こんな朝早くから家事をこなしてるなんて、いつかは倒れんじゃねぇの？
「洗濯物を干すくらいなら俺もできる。手伝うよ」
『でもまだ時間ありますし、ズズさんはゆっくり寝てください。起きなかったら起こしにいきますし』
「目ぇ覚めたし、1人じゃ大変だろ。俺がやりたくて言ってんだし、遠慮すんな」
『…じゃあお願いしますね』
4月と言えど、朝は冷え込んでますので上着着てきた方がいいですよ。
なんて言う目の前の女は、先に屋上へ行ってしまった。
ほんと、出来過ぎてるっていうかなんというか。
外は思ってた以上に寒かった。
2人で洗濯物を干しているが、俺には結構厳しい状態。
何が厳しいんだって思うかもしれんが、いろいろと、だ。
寒さもあるが、Aちゃんと無言なのもキツイ。
持ち前の性格を使って話かけろ、と俺を知ってる奴らなら言うだろう。
だが俺は、
『ズズさんもしかして、私のこと嫌いだったりします？』
ぎくり、と肩が揺れる。
図星。
いやAちゃんが嫌いなわけじゃねぇんだ。
俺は女子がどうも苦手なんだ。
むしろ、Aちゃんは本当に優しい子だと思っているから大丈夫…なはず。
「…嫌いってわけじゃない。女子が苦手だから慣れるまで時間がかかんだ」
気に障った様なら悪かった。
と謝ったが、目の前の女は俺に向かって微笑みかけた。
『じゃあ慣れるように私の相手ちゃんとしてくださいね？』
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ヨタ。(プロフ) - ちーさん» おおお！気になりますな…楽しみに待ってます！ (2018年1月9日 2時) (
レス) id: 8dd5c04a8d (このIDを非表示/違反報告)
ちー(プロフ) - 奏多さん» ありがとうございます！頑張ります！鼻血ちゃん拭いてくださいね！ (2018年1月8日 22時) (レス) id: 808e1a3960 (このIDを非表示/違反報告)
奏多(プロフ) - 神殿花鳥…おっと鼻血が…ありがとうございます！！！！小説の内容も好きです！最新頑張ってください！ (2018年1月8日 11時) (レス) id: 686db1e05b (このIDを非表示/違反報告)
ちー(プロフ) - ヨタ。さん» 何度もコメントありがとうございます！神殿花鳥という私得なメンツに私得な展開…実は今後の話のちょっとした伏線だったり…ふふふ… (2018年1月8日 1時) (レス) id: 808e1a3960 (このIDを非表示/違反報告)
ヨタ。(プロフ) - かっけぇぇえええ(((( 更新お疲れ様です…生きてて良かった(( (2018年1月8日 1時) (レス) id: 8dd5c04a8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちー | 作者ホームページ：
作成日時：2017年11月29日 0時
