美少女くんが4人 ページ6
俺の個性、事実を言ってしまえば「魔法」だ。一つだけデメリットを言うと、手に何かが触れなければ発動がしない。そして操られるものは、木とか、風とか、その他諸々……そんな個性で、体力テスト。いや、いいけど。でも長年使ってないんだよね。制御出来るかな。
「……おい」
「ん？……ああ、センセー？なに？」
いつの間にか目の前にいたセンセーを見上げる。呆れたようにセンセーはため息をつくと、一から説明を再度してくれた。
どうやら、最下位の人は除籍？……簡単に言えば退学らしい。成る程、成る程。
この状況はかなりやばくないだろうか？地球がブラックホールに飲まれるくらいやばくないか？
もし最下位だったら除籍。無理矢理とはいえ合法的で俺はこの学校に進学することにしたんだ。それなのに除籍？いやでもこのセンセーならやりかねない。
「……お前はここで、自分の個性を発揮、制御してもらう。暴走したら俺が止めるから、存分に使えばいい」
「センセーがそこまでいうなら、がんばるよ、……いや、がんばりますよ。頑張ってみせますとも」
「おう。じゃあさっさと並べ」
とん、と背中を押される。もっとその優しさ、全面に出せば良いのになあ、と苦笑しながら一番後ろへと並んだ。
センセーに応援されたら、がんばるしかないよね。
1種目 50m走
「……風を発動することは難しいな。普通に走るしかないか…」
人数あまりで俺1人。皆から注目されていて恥ずかしい。
……走った時の記憶はあまりない。とりあえず無我夢中で走った。
「5秒43」
「ンー、頑張った、俺」
「オマエ意外と速いんだな…」
「失礼だな、チビ男」
「失礼なのはどっちだ！オイラは峰田実だって！」
様子が面白くてくすくすと笑うと、より一層怒った顔になった。
「悪かったね、実」
「……お、おう」
笑って謝ると、照れたようにそっぽを向かれたけれど。くつくつと笑いながら片手で実を持ち上げて、皆を追いかけた。
(「いつまで顔赤くしてんの」
「オマエの顔はすごく心臓にわるいんだよ」
「俺の顔が可愛いみたいに言わないの」
「顔だけは可愛いんだよ！この！男の娘が！」
「はぁ？もともと男だっつの」
「そうじゃねえよ！！」)
ー
口調がつかめないですネ……間違ってたらすみません……お気に入り、評価ありがとうございます。
ランキング入りも果たしてないのに別作品のヒット数が爆発的に増えました。すごい。
お前何回自己紹介するんだ！！
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もこ(プロフ) - コメント失礼します！私男主の愛され大好物なので嬉しいです！ヒロアカのキャラ全員推しなので嬉しいです！更新頑張ってください！ (7月4日 13時) (
レス) @page24 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
れんと(プロフ) - 雪さん» コメントありがとうございます 、個性ノートといっても断片的なものしか見せてないので、全部見れるわけではないんですよ〜。質問と趣旨が違ってしまっていたらすみません〜。 (2018年7月29日 6時) (レス) id: 1557e57f23 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 個性ノートってどうやって見るのですか〜？ (2018年7月28日 11時) (レス) id: 5793b443de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れんと | 作成日時：2018年5月30日 7時
