美少女くんが22人 ページ27
さて俺のチームが決まらないで始まった1戦目。
出久くんと、浮遊少女のAチームと、飯田くんと、ツンツンの彼がいるDチームが対戦だ。
Dが敵らしいのか、モニターに映し出されている飯田は核の前にいた。
「…」
好き勝手にやるツンツンを凝視する。映像からだと得ることは少ないな、何故あんなにも彼は執着するのだろう。
まあそのせいで連帯が取れていないのはヒーローにとって最高のチャンスだろう。
「……頭が冴えてるなあ、にしても」
攻撃パターンとか読まれていたからなんとも言えないけれど、それにしても色々凄い。頭も良く回る様だし。
…このモニター、随分と目にくるから、数歩下がる。どうした、と今まで聞いたことのない低い声が頭上から聞こえて振り向くと、
「……、紅白頭くん？」
「轟焦凍だ。…どうした、体調でも悪ぃのか？」
「ああ、……んや、モニターって慣れなくて、ね」
でも、大丈夫。と笑って返すとそうか、とモニターに視線を戻した。
オールマイトの馬鹿でかい声が聞こえて、モニターに自身も目を移す。そこには、倒れているAチームと、ほぼ無傷のBチームが映されていた。
「……」
痛む目をなんとか開き、ポニテの女の子の講評を聞く。優等生、という一言がぴったりな少女は的確に批評してみせた。推薦者らしい。凄い。
「さて、次だが……」
チラリ、とオールマイトが俺を見る。疑問というより、合否を尋ねる様な目。
その目が嫌で、逸らす。
「……チームIに、アガリマエジョウ少年を入れようと思う！」
尾白、と呼ばれた彼を目で探すと、すぐに見つかった。目は合わないので、多分東魔枝門という男が誰だかわかってないんだろう。
不安そうに俺を見るオールマイト。おいおい、教師としてそれは無いんじゃないか。
「所詮生徒は先生の言いなり。……アンタが自己判断で決めたら従うしかないでしょ、俺は」
オールマイトと少しだけ距離を置きながらもそう言う。ぱあ、と花の咲いた様な笑みを浮かべるオールマイトを尻目に、尾白くんの元へといった。
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もこ(プロフ) - コメント失礼します！私男主の愛され大好物なので嬉しいです！ヒロアカのキャラ全員推しなので嬉しいです！更新頑張ってください！ (7月4日 13時) (
レス) @page24 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
れんと(プロフ) - 雪さん» コメントありがとうございます 、個性ノートといっても断片的なものしか見せてないので、全部見れるわけではないんですよ〜。質問と趣旨が違ってしまっていたらすみません〜。 (2018年7月29日 6時) (レス) id: 1557e57f23 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 個性ノートってどうやって見るのですか〜？ (2018年7月28日 11時) (レス) id: 5793b443de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れんと | 作成日時：2018年5月30日 7時
