美少女くんが21人 ページ26
"基礎訓練もなしに？"
俺の隣にいた梅雨ちゃんがそう尋ねる。そりゃそう思うよね、俺も思った。
「その基礎を知る為の実践さ！ただし今度はブッ壊せばオーケーなロボじゃないのがミソだ」
味噌？調味料だろうか。……違う？知ってたよ。
にしても、オールマイトはとてつもなく大きい。俺と身長60cmはあるんじゃないか？
……まあいいや。数多の質問がオールマイトに投げかけられているのを聞きながら、梅雨ちゃんに話しかける。
「つまりは、敵はヒーローを倒すか、ブツを守るかしろってことで、ヒーローはその逆ってこと？」
「そういう事だと思うわ。……Aちゃん、何かさっきから光ってないかしら？」
「ああ、これ？……まあ金属ものだしね。やっぱ見えちゃうかな」
「保護色にはなっているけれど、明るいところだと見えてしまうかもしれないわね」
「さんきゅ、梅雨ちゃん」
カンペに向かって話してんじゃないのか、と思わんばかりにそれをガン見するオールマイト。教師がそんなんでいいのか……。
「コンビ及び対戦相手は、くじだ！」
「適当なのですか！？」
「適当だな」
飯田くんの声と俺の声が被る。みんなと思考回路が同じなのか、これがおそろっちってやつだろうか。
「つか、1人余るじゃん……」
そこんとこ考えてるんですか、とオールマイトに目で訴えると一瞬だけ驚いた顔をされた。俺の顔に見覚えでもあるのだろうか。
「オールマイト先生、1人余りますけど」
「何処かのグループを3人に……」
「それじゃ不平等だろうが」
随分と棘のある言い方だ、とちょっと自身でも思う。でも今回ばかりは、仕方ない。平和の象徴だから。
「……Aくん？」
出久くんの声が聞こえて笑顔を作る。どうしたの、と聞けば皆くじ引いたよ、と。
「ああ、わざわざ教えてくれてありがとう。……で、どうするんです？オールマイト。俺余りですよ」
俺的には、手加減ありでアンタと戦うってのもありだと思いますけど？
べ、と舌を出して嫌いだという意思表示をする。どうするかこうするかもオールマイトに任せよう。
「あれ、引かねえの？」
「ンー、どうせ星マークとかだろ。おまかせマーク」
実にそういうと興味なさげな返事をされた。聞いてきたの実じゃん、と思いながらもオールマイトを見ると
少し深刻そうな顔をして俺を見ていた。
(今更ですか？)
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もこ(プロフ) - コメント失礼します！私男主の愛され大好物なので嬉しいです！ヒロアカのキャラ全員推しなので嬉しいです！更新頑張ってください！ (7月4日 13時) (
レス) @page24 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
れんと(プロフ) - 雪さん» コメントありがとうございます 、個性ノートといっても断片的なものしか見せてないので、全部見れるわけではないんですよ〜。質問と趣旨が違ってしまっていたらすみません〜。 (2018年7月29日 6時) (レス) id: 1557e57f23 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 個性ノートってどうやって見るのですか〜？ (2018年7月28日 11時) (レス) id: 5793b443de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れんと | 作成日時：2018年5月30日 7時
