ちびすえのほのぼの日記 (ページ17)

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誠也くんの1日

誠也くんは毎朝、どちらかのお兄さんに起こされます
大体は丈一郎くんなんですけどね

丈「ちびすけ起きろ～」
『んん～ ... 』

朝が苦手な誠也くんはすぐには起きません
大体抱っこされてリビングへと連れて行かれます

パパッと濡れタオルで顔を拭かれて
食卓へ座れば目の前には朝ごはんが置かれます
その時に目はぱっちり覚めます

大「はい、手を合わせて？」
『いたーきます！』

小さなお口にパンパンに食べ物を含むため
リスみたいな頬にお兄さん達もメロメロ

ご飯を食べ終えれば歯磨きです
朝の歯磨きはだいたい大毅くんがやってくれます

『もごもごもご ... 』
大「こらこら歯磨き途中で喋んな(笑)」

お口の中がすっきりすればお着替えです
まだ自分で完璧に着れない誠也くんはお兄さんに手伝ってもらいながらお着替えを済ませます

『ん～ばあ！』
丈「はは、髪ボサボサやんけ」

ボタンを外さずに襟元から顔を出したために
ボサボサになった髪を手櫛で整えてもらいました

指定の帽子とカバンを身につけ靴を履きます

大「よーし、忘れもんはないな？出かけるときはなんて言うんやっけ？」
『いってきます！』
丈「はい、いってらっしゃ～い」

朝の送り迎えは大毅くんが担当なので 2人で一緒に保育園まで向かいます

大「じゃあ、誠也今日も楽しんでくるんやで」
『おにいいってらっしゃーい』

保育園に着けば先生に任せお兄さんとはお別れです
初めは寂しそうにしていましたが今では元気よくお見送りができるほどに。

少し寂しく思っているんだとか。