２５７話 ページ8
アーサー先輩の別荘の個室。
ベッドにはノーレが寝ている。
窓から外を見ると、みんなが遊んでいるのが見えた。
数分前……
アーサー『ノルウェーが倒れた！？』
貴方『はい…暑さが原因かと…』
アーサー『誰か居てやらねぇと……。俺がっ…』
貴方『いえ、アーサー先輩はみんなと海に居てください。私がノーレを見ておきます』
アーサー『でもお前……』
貴方『大丈夫です。まだ遊べる日は沢山あります。それに、また倒れる人もいるかもしれません。
その時、私は何も出来ませんから』
アーサー『……わかった。ノルウェーを頼む…』
貴方『はい』
貴方「…」
窓から入る風も熱い。
「…A……？」
貴方「…え？
あ、ノーレ…！起きた…？大丈夫…？」
ノーレ「あぁ……。」
貴方「とりあえず、スポーツドリンク飲んで？後、何か欲しいものがあるなら、言ってね？」
ノーレ「ん…」
貴方「…」
ノーレを起こすのを手伝った後、ベッドの近くに椅子を持ってきた。
貴方「軽い熱中症だって。しばらく安静にしてたら大丈夫ですよ」
ノーレ「すまねぇな……」
貴方「大丈夫だよ。私も少し日陰に行きたかったから、調度良いし」
ノーレ「…」
左側の髪をおろすと、また雰囲気が変わるんだなぁ
貴方「あ、そうだ。このピン、運ぶときに落ちてたから……」
ノーレ「ピンくらい…代わりあるべ…」
貴方「でも…いつもつけてるから、大事なものかなぁって思って…」
ノーレ「ありがとう……」
貴方「え…？」
ノーレ「…それ、Aにやるべ……。こっちさ来い」
貴方「えっ…？うん…？」
ノーレ「ん…。出来た。」
ノーレがピンをつけてくれた。
ノーレ「似合うべ…」
貴方「あ…ありがとう///」
そう言って、ベッドから離れようとした時……
グッっと腕を引っ張られた。
貴方「えっ!?」
ノーレ「A…」
貴方「ノッ…ノーレ…近いっ/////」
ノーレ「顔赤いべ…？熱あんのけ…？」
貴方「だっ…大丈夫ッ…！熱はないよ/////」
ノーレ「ｸｽｸｽ」
貴方「…！」
ノーレ「冗談だべ…」
貴方「う…うん」
すると、ｺﾝｺﾝｯとドアがノックされた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 53人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
暁兎(プロフ) - (^^ゞさん» ありがとうございます…!!!もう、全く時間無いんですが、気長に待っていてほしい限りです…！ (2016年7月25日 1時) (
レス) id: 6a1a72b74f (このIDを非表示/違反報告)
(^^ゞ - いつも楽しみにしてます!応援してます! (2016年7月24日 14時) (レス) id: 35ffac761e (このIDを非表示/違反報告)
暁兔(プロフ) - リンア@ヘタリア依存症さん» いやいや！神作なんてとんでもない！ただの妄想ですよ(笑)更新、たくさんできるように頑張ります！ (2016年6月15日 22時) (レス) id: 358e1abc29 (このIDを非表示/違反報告)
リンア@ヘタリア依存症(プロフ) - この作品大好きですっ！どうしたらこんな神作が出来るんですか…？更新頑張って下さい！ (2016年6月14日 19時) (レス) id: 6ee1b69a71 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：暁兔 x他3人 | 作者ホームページ：
作成日時：2016年5月8日 23時
