２７２話 ページ25
貴方「ん……。あれ…私………」
薄暗い部屋。
いつの間に寝たのだろうか？
貴方「…え？ここ……私の部屋じゃない…！？」
良く見ると、ソファーに寝そべる人影がある。
貴方「アーサー先輩！？……と…とりあえず…！何かかけるものをっ…！」
近くに置いていた薄手のバスタオルをかけた。
貴方「夏でも風邪は引きますよ…。」
時計を見たら、午前４時過ぎだった。
貴方「今から部屋に戻ってもう一度寝る時間はあるよね………。アーサー先輩には起きた時にお礼を言って……」
そう呟き、ドアまで歩き出した時＿＿＿＿。
グッっと腕を引かれた
貴方「っ！？！？」
アーサー「行くな…」
貴方「あ…アーサー…先輩……！？起きてっ……！」
アーサー「A………」
貴方「あっ////あのっ…！？」
アーサー「…」
０距離の背中から、熱が伝わるのがわかる。
貴方「…(寝ぼけていらっしゃる………？)」
アーサー「なぁ…」
貴方「はっ…はいっ！？なんでしょうか！？」
アーサー「最後に聞く……。本当に記憶を戻してもいいんだな…？」
貴方「……」
最後………。
知りたくないと、どこかで思う自分がいる。
でも………。
貴方「戻して下さい」
アーサー「もう…止めないからな……」
貴方「…」
窓からはいる冷たい風邪に、髪が揺れた。
後悔はしない。
自分で決めた事だから……。
きっと、“それ”を乗り越えれば、私はもっと強くなれる＿＿＿＿。
貴方「はい…」
自分を知らずにいることこそが、
一番の恥だから＿＿＿＿＿＿＿＿。
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暁兎(プロフ) - (^^ゞさん» ありがとうございます…!!!もう、全く時間無いんですが、気長に待っていてほしい限りです…！ (2016年7月25日 1時) (
レス) id: 6a1a72b74f (このIDを非表示/違反報告)
(^^ゞ - いつも楽しみにしてます!応援してます! (2016年7月24日 14時) (レス) id: 35ffac761e (このIDを非表示/違反報告)
暁兔(プロフ) - リンア@ヘタリア依存症さん» いやいや！神作なんてとんでもない！ただの妄想ですよ(笑)更新、たくさんできるように頑張ります！ (2016年6月15日 22時) (レス) id: 358e1abc29 (このIDを非表示/違反報告)
リンア@ヘタリア依存症(プロフ) - この作品大好きですっ！どうしたらこんな神作が出来るんですか…？更新頑張って下さい！ (2016年6月14日 19時) (レス) id: 6ee1b69a71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暁兔 x他3人 | 作者ホームページ：
作成日時：2016年5月8日 23時
