第二十三話 ページ24
一夜side
やっと大学での用事が終わって家に急ぐ。
家のすぐ近くまで帰って来た。
その時見えた。
家から見知らぬ男が出てくるのを。
今、家にはAだけ。
自分の心の奥底からどす黒いものが沸々と沸き上がってくるのを感じた。
何故、自分の家から男が出て来るのか。
Aに触れてでもいたら。俺のAに。
男は急いでいるのか小走りで走ってくる。近付いてきたその顔を見ると、Aと同い年ぐらいだった。
そして次の瞬間、殺意がわく。
何故そんなに嬉しそうな顔している。何故、何故。
自身の頭の中はパニックに陥っていた。
その光景を見て、しばらくその場所から動けなかった。
彼女に近付く奴は。
消してやる。
あとA？Aにはもう外を見せないよ。
やっぱり人の目に付かないところにいさせないと。
Aが、汚れてしまうのだ。
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猫シグ - ゾフィー隊長さん» 私もです！ (2019年7月17日 20時) (
レス) id: 2553d8a9dd (このIDを非表示/違反報告)
あばば - 面白いです。坂本君いい人ですね (2017年12月26日 17時) (レス) id: 03ccfae638 (このIDを非表示/違反報告)
しす - 閲覧数ミリオンおめでとうございます (2015年1月17日 1時) (レス) id: 6c276676f9 (このIDを非表示/違反報告)
名無し98779号(プロフ) - すごい (2015年1月15日 14時) (レス) id: 7e08b058e0 (このIDを非表示/違反報告)
LLL - 実際この人らに狙われたらおしまいだ (2014年9月21日 17時) (レス) id: 2ee728ee57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：豆粒 | 作成日時：2013年8月26日 16時
