第一話 ページ2
貴方「お兄ちゃん!おはよ!」
一夜「おはよ。…A、髪の毛立ってる」
そう言って優しく微笑みながら頭をゆっくり撫でてくれる。私は兄のことが大好きだ。
一夜「さ、ご飯にしよう。早くしないと遅れるよ?」
貴方「えっ!?今何時!?」
一夜「7時45分。」
貴方「わあああ!やばいよー!!何で起こしてくれなかったの!」
一夜「起こしに行ったんだけど、ぐっすり寝てたから起こすのかわいそうだなーって思って。」
クスクスと笑いながら事も無げに言われた言葉に 酷い! と言いながらバタバタと用意をして玄関へ。
…は行かず、兄の作ってくれたご飯を食べる。
本当は時間ないんだけどお兄ちゃんのご飯、すごくおいしいから。
喉に詰まらせそうになりながらも急いで食べ終わった私は玄関へと急ぐ。
一夜「いってらっしゃい。気をつけて。最近危ないからね?特にAは危なっかしいから心配」
玄関の側に立って壁にもたれながら兄は言う。
そんな風に心配してくれるところは本当に大好きだ。
けれど、今は時間がない。
貴方「ありがと!いってきまーす!」
そう言って家の外へと飛び出した。
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猫シグ - ゾフィー隊長さん» 私もです! (2019年7月17日 20時) (レス) id: 2553d8a9dd (このIDを非表示/違反報告)
あばば - 面白いです。坂本君いい人ですね (2017年12月26日 17時) (レス) id: 03ccfae638 (このIDを非表示/違反報告)
しす - 閲覧数ミリオンおめでとうございます (2015年1月17日 1時) (レス) id: 6c276676f9 (このIDを非表示/違反報告)
名無し98779号(プロフ) - すごい (2015年1月15日 14時) (レス) id: 7e08b058e0 (このIDを非表示/違反報告)
LLL - 実際この人らに狙われたらおしまいだ (2014年9月21日 17時) (レス) id: 2ee728ee57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:豆粒 | 作成日時:2013年8月26日 16時