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第213話 ページ26

異様な雰囲気

テストを受ける教室に向かう途中に見えたA組の様子はまさに異様な雰囲気

恐いぐらいの憎悪と殺意

以前ゾンビの写真を見せてもらったことがあるけどあれくらい恐い

中「恐ろしく気合い乗ってるよA組

  カルマ勝てんの?」

業「さぁねー

  本気で殺す気ある奴がいたら手強いけど」

A組に私は勝つことができるのかな

筆箱を持つ手が緊張と不安で震える

気持ちを切り換えようにもマイナスな考えしか浮かばない

中「もしかして因幡ちゃん不安なの〜?」

そんな私の様子に気付いたのか中村さんはいつも調子で声をかけてきた

中村さんとは学園祭以来よく話すようになった

貴『・・・ちょっと不安かな』

中「ほらほら力抜きなって!

  今までだって常に50位以内だったんでしょ?

  だったら大丈夫だよ!」

貴『・・・うん、ありがと』

中村さんに背中を押され(物理的にも押された)元気がでてきた

業「Aなら順位一桁は余裕でしょ」

私と中村さんの会話を聞いていたカルマ君はそう言って笑った

「でも1位取るのは俺だけどね〜」と最後に付け足して

貴『・・・2人共ありがと

  絶対目標達成しようね!』




うん、きっと大丈夫

本気で殺るんだ!!

テスト開始の合図で私達は一斉に問題を解き始めた





今回のテストは半端じゃなかった

問題数も難易度も

多分平均点は今までとは比較にならない程低くなる


1人じゃない、皆がいる

その事実が私に勇気をくれた

皆が教えてくれた事が問題にでるたびにクラス全員で戦っているのを感じた


私は全力で殺れる事を殺った

後は結果を待つだけ








そしてテスト返却の日

殺「集大成の答案を返却します

  君達の二本目の刃は・・・

  標的(ターゲット)に届いたでしょうか」

イラスト→←第212話



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mm(プロフ) - ミクさん» アドバイスありがとうございます。もっと良い作品にしていけるように色々と参考にしていきますね。 (2016年10月14日 21時) (レス) id: b7396989d6 (このIDを非表示/違反報告)
ミク - この連載からいつも元気をいただいてます。ですが、主人公による原作そのまま書いてる臭が最近露骨になっている気がします。色々な作品を読み、お気に入りの参考文献など見つけると良いかもしれませんね。応援しています。 (2016年10月9日 0時) (レス) id: 51e4ed2794 (このIDを非表示/違反報告)
DAYS(プロフ) - mmさん» いや、私もまだ3、4歳くらいです←年離れした姉が見てたんです、なのでマンガもあって…w (2016年9月17日 22時) (レス) id: 769c1b29e6 (このIDを非表示/違反報告)
mm(プロフ) - DAYSさん» アニメ放送してた時私まだ小学生以下でしたから、知らなかったです。 (2016年9月17日 22時) (レス) id: b7396989d6 (このIDを非表示/違反報告)
DAYS(プロフ) - mmさん» まあ知らない人の方が多いですよwでも能力者マンガの最高峰とも言われるマンガですから!知らなくて損はありませんよ← (2016年9月17日 21時) (レス) id: 769c1b29e6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mm | 作成日時:2016年7月27日 17時

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