第203話 ページ16
校舎から少し離れた所で渚が接客をしている
きっと知り合いの客に見られたくないからだろう
･･･ホントごめん渚
貴『･･･で、何してるの中村さん？』
中村さんの手にはセリフの書かれたスケッチブック
いつの間に用意したんだろ･･･
でも、それよりも･･･
＿＿＿不自然すぎる！！
渚！それじゃダメだよ！！
中村さんからスケッチブックを奪い取り書いた文字を見せる
“表情が不自然すぎ！もっと自然に！！”
“棒読みすぎる！”
･･･本来の目的からずれてしまった
騙し通すためのサポートのはずがいつの間にか演技指導に･･･
とにかく本来すべき事をしないとね
気を取り直して秘密がバレないようにするにはどうすればと考えてるとカルマ君が来た
今の状況を説明し何か良いアイデアはないかと尋ねる
するとカルマ君はおもむろにスケッチブックに文字を書く
“デートで1万払えるか聞いて”
･･･それ違う商売だよね
そう言う前にカルマ君は何処かへ行ってしまった
ここまではまだよかったんだけど
タイミングが悪い事に殺せんせーを殺せなかった殺し屋が集まって、こまかしが難しくなってきた
銃を持つレッドアイを帰化した地元の猟友会の吉岡さんと言ったり
ロヴロさんを浅草演芸場の重鎮のマイルド柳生だったり
正直かなり無理があった
私達の必死のごまかしはユウジ君の「嘘ついてるよな」の一言で無駄になった
どうやら彼もうわべやごまかしの造り笑顔はわかってしまうんだとか
でもそれは私とは違う理由
いやらしい環境が育てた望まぬ才能だと彼は言う
渚「･･････言う通りだよ
嘘ついてた」
少しずつ自分の事を話す渚にもうカンペは要らないだろうと微笑む
渚「･･･ごめんね
僕、男だよ」
突然のカミングアウトにユウジ君は硬直する
好きになった娘が実は男だなんて言われたらそうなるよね
渚「欠点や弱点も裏返せば武器にできる
この教室で学んできたのはそういう殺り方で
この出店もその殺り方で作られていて
今日ここにいる人達は･･･
皆、暗殺(それ)が縁で集まってるんだ
殺意(こころ)が踊って
すごい楽しいんだよ」
騙していたので飲食代を返すと言う渚に「いいよ」とユウジ君
ユ「なんか･･･
自分がアホらしく思えてきた」
そう言い残してユウジ君は帰って行った
彼に悪い事をしちゃったな･･･
晴れない気分のまま学園祭１日目は幕を閉じた
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mm(プロフ) - ミクさん» アドバイスありがとうございます。もっと良い作品にしていけるように色々と参考にしていきますね。 (2016年10月14日 21時) (
レス) id: b7396989d6 (このIDを非表示/違反報告)
ミク - この連載からいつも元気をいただいてます。ですが、主人公による原作そのまま書いてる臭が最近露骨になっている気がします。色々な作品を読み、お気に入りの参考文献など見つけると良いかもしれませんね。応援しています。 (2016年10月9日 0時) (レス) id: 51e4ed2794 (このIDを非表示/違反報告)
DAYS(プロフ) - mmさん» いや、私もまだ3、4歳くらいです←年離れした姉が見てたんです、なのでマンガもあって…w (2016年9月17日 22時) (レス) id: 769c1b29e6 (このIDを非表示/違反報告)
mm(プロフ) - DAYSさん» アニメ放送してた時私まだ小学生以下でしたから、知らなかったです。 (2016年9月17日 22時) (レス) id: b7396989d6 (このIDを非表示/違反報告)
DAYS(プロフ) - mmさん» まあ知らない人の方が多いですよwでも能力者マンガの最高峰とも言われるマンガですから！知らなくて損はありませんよ← (2016年9月17日 21時) (レス) id: 769c1b29e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mm | 作成日時：2016年7月27日 17時
