【ハイキュー】死んじゃったので、イタズラします。

イタズラ17 ページ22

.





練習試合は全部で4回やって、2勝2敗……

つまり引き分けだったって事だ。




やっぱり凄かった。



木兎のスパイクは相変わらず腕もげそうだし、途中でショボくれモードになるし、

黒尾のブロックも、何回もドシャットを決めていた。

流れるような華麗なレシーブも、いつ見ても綺麗だ。



やっぱり、





バレーをしている時の皆んなが1番かっこいいなんて、思ってしまうんだ。





「「あざーーしたっ！！」」


「「「「「「あざーーーーしたっ！！」」」」」」



黒尾と木兎の挨拶で、今日の練習は終わった。



本当なら、今すぐに片づけを手伝いたい所になのだが、流石にみんなが驚いてしまうか。




あっ！こんな時の為に作ってきたんだ。

此処に来る前、というか上で、クッキーを作ってきたんだ。

材料は勿論、神様をパシッた。








「黒尾さん、これ、ありがとうございます」


「あかーしも貰ったのか！俺も貰ったぞ！！」


「ん？なんだそれ」


「黒尾〜、俺たちのとこにもあったぞ〜」


「えっ、音駒が準備してくれたんじゃないんですか……」


「あー、俺たちじゃないけど、まぁ、音駒からっつう事で」


「「「「「「？」」」」」」



梟谷の奴らは、よくわからないような顔をしている。




「まぁ、そう言う事だ」


「っていうか、それ以外あり得ないし」


「俺、大事に食べますっ！！」




作ってきて、よかったな。





.

イタズラ17.5→←イタズラ16

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す