チバのオンナ

episode 9 ページ11

*




家に帰ったのは翌日の朝。



あの後すぐに寝ちゃってたっぽい、、



ｶﾞﾁｬｯ



『ただいま、』



いるはずなのにちばからの返事はない。



『ちば、？』



リビングでゲームをしてるちばに謝った



『ちばごめん昨日帰れなかった、』


チバニャン 「今喋りかけないで」


『ごめん、』



相当お怒りモードのちば。



これは完全にやらかした、、



とりあえず水のも、


と思って冷蔵庫を開けると見覚えのないタッパーが。



『なにこれ、』



中には美味しそうな豚の角煮が。



ちばが作ったものとは考えられない。



チバニャン 「あーそれ？作ってもらった」


『誰に？』


チバニャン 「誰でも良くない？」


『良くはないでしょ』


チバニャン 「Aは昨日どこにいたの、どうせ事務所でしょ」


『そうだけどなに、』


チバニャン 「なんで連絡しなかったの？」



ちょっとだるそうに聞いてくる



『忘れてた』


チバニャン 「彼氏に連絡すんの忘れるってなに(笑)」



笑ってるけど目は笑ってない



『別に1回くらいいじゃん』


チバニャン 「なにそれ意味わからん」


『そんなの言われても知らない』


チバニャン 「今日のAなんなの？だるい」


『なんでそんなことちばに言われなきゃいけないの？』


チバニャン 「俺じゃなかったらいいの？レペゼンのメンバーならいいの？」


『なんで今レペゼンが出てくるの？』


チバニャン 「事務所にいたんでしょ」


『別にレペゼンにならだるいって言われてもいいとかいってない』


チバニャン 「答えになってないから」


『いたよって言ってるじゃんなんなの？』


チバニャン 「もういい鬱陶しい」





ｶﾞﾁｬｯ



こっちのセリフだばか、

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