レジスタンスの女 ページ5
レジスタンスとの戦いは以前として続いている。
ある日カイロレンがある女をいつものように拷問していた、たぶんレジスタンスの女らしいが詳しくはわからない。わかったのはカイロレンが何か悔しい思いをしたようだという事だけだ。
キー 「あっちから行こう」
キーは自分と新人のトルーパーが被害を被らないようにレンが暴れている道を避けて通る、いつものことだ。
キー 「キャプテンファズマ、このトルーパーで最後です。」
ファズマ 「あぁ、キー、ごくろう」
新人トルーパーをファズマに受け渡すとキーはカイロレンの様子を見に行った、彼が荒れるのはいつもの事だったがなんだか違う雰囲気を感じとっていたからだ。
キー 「どうされましたか?」
レン 「あの女の見張りを増やしとけ」
そう言うとレンはまた壁を殴った。
キー 「これを直すのにも人手がいります、トルーパーも無限にいるわけではないのですよ。」
キーは新たにあいた壁の穴を指差して言った、ファズマからあるトルーパーが逃げ出したと聞いていたのでつい余計な事まで言ってしまったかもしれない。
レン 「なんだと?」
キー 「前にもお願いしたはずです、ご自分を傷つけるのはおやめください」
レンは少し考えたような顔をし何も言わずに去っていった。やはりレンはいつもと違うようだ。
キーは言われた通りに例の女の所に二人トルーパーを向かわせてハックスの所に戻った。
キー 「ハックス将軍、遅くなりました」
ハックス 「キー、どこに行っていた?」
キー 「カイロレン様の所に」
ハックス 「そうか、奴にかわりはないか?」
キー 「いつもより荒れていました、例のレジスタンスの女と何かあったのかもしれません。」
ハックス 「その女は何者なんだろうな」
キー 「わかりません」
ハックスは少し考えるているようだったが、まぁいつかわかるだろうと納得したようだった。
ハックス 「キー、あいつが暴れている時に不用意に近づくなよ、あいつは私たちの事だって敵だと思ってるんだからな。」
キー 「はい、承知いたしました。」
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作者名:chibamituki | 作成日時:2019年12月15日 11時