ペンダント ページ25
ローズ 「そんな、本当にリリーなの？」
キーラ 「えぇ」
ローズ 「……信じられないわ、あなたレジスタンスにスパイに入るためにそんな嘘を？」
キーラ 「これを見て」
キーラは胸元に手を入れネックレスのペンダントトップをとりローズに見せた。
ローズ 「これ…」
それはローズの持っているものと同じペンダントだった。
ローズはキーラに抱きついた、そして二人とも涙をながした。
ローズ 「……生きて会えるなんて思ってなかった…」
キーラ 「私もよ、生きていてくれてありがとう、ローズ…その…ペイジは元気？」
ローズ 「………ペイジは…立派に戦ったわ…」
キーラ 「そう……」
ローズ 「お姉ちゃんも私たちが会えたこと喜んでるわ」
キーラ 「そうだといいんだけど」
しばらく二人は抱き合って再会を喜んだ。
フィン 「そろそろ着陸するぞ」
二人に案内されてレジスタンスの基地に入る、奥から知っている顔が現れた。
キーラ 「レイアさん！」
レイア 「キーラ、会えて嬉しいわ、あまり時間はなさそうだけどゆっくりしてね」
キーラ 「はい」
久しぶりにレイアに会えて嬉しくもあったが、ハン・ソロの死を目の前で見たキーラはとても複雑だった。
レイア 「あなたのご両親が亡くなったって聞いて、あなたはどうしてるか心配してたの、まさかあちらがわに行っていたなんて」
キーラ 「ダークサイドにおちたわけではないのでご安心ください」
レイア 「ベンのために行ってくれたのね、ごめんなさいね、そしてありがとう」
キーラ 「私が勝手にしたことです、それに
お礼はベンを救えてからにしてください」
久しぶりの会話は長くできなかった。
フィン 「ファーストオーダーから小型船が近づいて来てます！」
レイア 「小型？」
フィン 「はい、見た感じ一人用ですね」
レイア 「あら、なぜかしら？」
キーラはある予感がしてレイアに攻撃しないように頼み込み外に出た。
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作者名：chibamituki | 作成日時：2019年12月15日 11時
