いざこざ2 ページ17
それからというものキーラは意識をしてしまいハックスの目を見るのも恥ずかしくなってしまった。しかしそれがハックスは少し不満だったようだ。
キーラ 「本日のご予定は以上です。」
ハックス 「キーラ、体調が悪いか?」
キーラ 「え?いえ、いつもどおりです」
ハックス 「そうか、ならいいんだ」
キーラ 「私、体調が悪そうに見えます?」
ハックスはキーラの顎に手をそえ優しく上をむけた
ハックス 「ちゃんと顔を見せてくれないと元気かどうかわからない、わたしと話す時はこちらを見てくれ」
キーラ 「うっ、承知しました」
キーラの心臓はバクバクだった
キーラ 《なんかずるいよ!》
その後もハックスはキーラに優しく紳士的に接した。
ある日通路でレンとすれ違おうとした時がありハックスはキーラの腰にさっと手をまわしレンから遠ざけた。
レンはキーラか顔を赤くしたのがとてつもなくかんにさわった。
レン 「そんな小娘に手なんかださない、でもな、お前の所有物のようにするのは気にくわない」
ハックス 「所有物のように扱ったことなんてない、お前がまたキーラを傷つけるのを阻止しようとしてるだけだ、お前はなんでも壊すのが得意だからな」
レン 「なんだと?いいか、そいつを早く追い出した方がいいぞ、何か企んでるに決まってる」
ハックスはレンにつかみかかった
ハックス 「彼女を侮辱することは許さない」
レンはライトセーバーに手をかけた
キーラ 「もう行きましょう、ハックス将軍!」
キーラはハックスをレンから離した
ハックス 「っしかし」
キーラ 「お願いします、もう行きましょう」
キーラはハックスに今にも泣きそうな顔で頼み込んだ
ハックス 「わかった」
レン 「はっ、将軍が小娘のいいなりとは笑えるな」
ハックス 「わたしはキーラの言葉をちゃんと聞く、お前と違ってな、そして彼女の望みはできるだけ叶えてやりたいと思ってる。」
その言葉を聞いてキーラは確信した、
キーラ 《私、この人の事好きなんだなぁ》
4人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:chibamituki | 作成日時:2019年12月15日 11時