キーラとして ページ9
キー 「名前、私の本当の名前はリリー・キーラ・……レイクです。」
ハックス 「リリーか」
キー 「はい、でもリリーの名は今は使っていません、5歳からはキーラと名乗っています。」
ハックス 「それでキーだったのか、それではこれからはキーラと呼ぶ。」
キーラ 「はい、うまれはヘイズ・マイナーで5歳からはシャンドリラで暮らしていました」
ハックス 「なるほど、シャンドリラか。」
キーラ 「私は5歳の頃に養子に出されました、姉と妹がいましたが本当の両親も姉妹も生きているのか、どこにいるのか全くわかりません。養子に迎えてくれた両親も死んでしまいました。」
ハックス 「そうか……それで、ここにいる目的はなんだ?両親の敵をとりにきたとかか?」
キーラ 「いえ……友達を取り戻しに来ました」
ハックス 「友達?」
キーラ 「カイロレンです」
ハックス 「は?」
キーラ 「レン、本当はベンですが、私達は幼なじみなんです、養子に引き取られたシャンドリラの家はオーガナ家の近所で小さい頃はよく遊んでいました。」
ハックス 「それで、レンをレジスタンスにするつもりか?」
キーラ 「そういうつもりではないんです、もちろんベンのお母様の所に返してあげたいって気持ちもありますが、レジスタンスにしたいわけでも世界を平和にしたいわけでもないんです、ただ友達が辛そうなのを放っておけないってだけです。」
ハックス 「……なるほど、話はわかった、まだ完全に信頼したわけではないがとりあえず私の秘書として置いてやってもいい」
キーラ 「え?いいんですか?」
ハックス 「あぁ、困るレンを見るのも愉快そうだしな」
《この人ベンの事嫌いなのかな?それとも好きなのかな?》
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作者名:chibamituki | 作成日時:2019年12月15日 11時