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紫耀side
おんぶ紐の中で眠ってる廉は
寒気が出始めたのかガタガタと震えてる
「寒いねぇ」
眠ってて返事がないのに
そう無意識に声を掛けながら、和室に
あるクローゼットから毛布を引っ張り出して
おんぶ紐の上からぐるっと巻いて
上手く隙間に入れて毛布を止めて
「熱上がりませんようにっ…！」
とお願いをしながら廉を起こさないように
ゆらゆらしたりトントンしたりしてた俺。
＊
それから数十分経った頃、俺の願いも虚しく
熱はガンガン上がっていく一方で…
「顔真っ赤になってきちゃったなぁ…」
廉の顔は本当に真っ赤で
俺の胸に顔を埋めて寝始めたらその息すら
熱くてしんどい事を物語ってる。
そしてさらに10分経った頃…
廉「ふぇぇっ…」
「あぁ、しんどいね」
しんどすぎたのか、眠りが浅くなって
起きちゃって、自分の体がしんどいことに
気がついて泣きはじめちゃった廉。
「おでこにぺったんしようね」
そう言いながらリビングに戻れば
ちびれが泣いてるもんだから
びっくりしつつも心配そうな表情で
駆け寄ってきてくれた4人。
岸「ほい、冷えピタ」
「あ、ありがと」
岸くんがちびれんサイズにカットした
冷えピタを持ってきてくれておでこに
ペタッと貼ってあげて…
海「はい、これ。水分補給大事だから」
そう言ってマグストローにスポドリを
入れて持ってきてくれた海人。
「海人もありがとね」
海人にお礼を言って、とりあえず泣き止ませることに。
泣き止まないとスポドリ飲めないからね笑
それから15分近く泣いてたちびれんも
段々泣くのですらしんどいのか泣き声が
静かになってきた
「沢山泣いてのど乾いたんじゃない？」
廉「あいぃ…ヒック…」
神「だよね笑」
「これ、飲む？」
マグストローを見せれば
うんと小さく頷いてくれたから
渡してあげれば、1人で上手に飲めた。
まぁ安定に零してるけどね笑
廉「も、ないない…げほっ」
「ん、よく飲めました」
半分くらい飲めたから
脱水の心配はなさそうだね。
とりあえずちびれんから
マグストローを受け取って
そしたらそれを玄樹が受け取ってくれた
廉「げほげほっ、はぁっ、んんっ！」
「しんどいねぇ」
段々しんどくなってきて
機嫌の悪さも増してきた笑
更に機嫌が悪くなる覚悟で
廉の脇に体温計を挟む
廉「やや！いやや！」
挟んだ途端ジタバタし始めた廉。
けど、おんぶ紐の中だから
簡単に抑えられる
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黒瀬優花(プロフ) - ぴーこさん» ぴーこさんこんばんは。ありがとうございます。おまけがあと数話続くのでそちらも楽しみにしてくださると嬉しいです（^^） (2021年1月13日 22時) (
レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーこ - 完結おめでとうございます！！とても可愛くて死にました笑 (2021年1月13日 21時) (レス) id: fae571459f (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - 黒瀬 さくらさん» さくらさんこんばんは。ありがとうございます。なるべく早く公開できるように頑張りますので待っててくださると嬉しいです（^^） (2021年1月12日 20時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - 音さん» 音さんこんばんは。ありがとうございます。なるべく早く公開出来るようにしますので待っててくださると嬉しいです（^^） (2021年1月12日 19時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬 さくら(プロフ) - こんばんは！完結おめでとうございます！ちびれん楽しみにしてますね♪これからも頑張ってください。 (2021年1月12日 19時) (レス) id: 6ea3f9f285 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2020年12月7日 15時
