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岸side
紫「じゃあ行ってきます」
「おう、気を付けてな。なんかあったらちゃんと連絡入れるから」
神「うん、お願いね」
玄「必要な物とかあったら言って、帰りに買ってくる」
仕事組の3人を玄関で見送って
リビングに入れば、まだちびれんは海人の腕の
中でぐっすり熟睡。
「冷えピタ代えるか」
海「だね、もうカピカピだもん」
海人と協力して、まず貼ってあった冷えピタを剥がして
その次に張り替える
「よし、何とか起きずに出来たな」
海「うん、あ岸くん」
「ん？」
海「病院に電話だけ入れといて」
「お、おけおけ」
渡辺先生の所に行くんだけど
本来廉は、小さくなってるから小児科に
行かなきゃいけないんだけど、特別に「内科」で
診てもらってる。
だから先生に言われたの
「診察する時は前もって連絡ください」って。
＊
「電話入れたよ。先生がお昼の休憩時間に診てくれるって」
海「了解。でもさ、可哀想だよね」
「え？」
海人が一瞬ちびれんに視線を落として
その後すぐ俺の方を見てそう言った
海「だって、もうすぐクリスマスじゃん？今までの経験からして絶対廉、クリスマス当日に熱下がらないじゃん」
「うん、そうだね」
海人の気持ちも分からなくもない。
確かにちびれんになってさらに体が弱くなって
熱も中々下がらない上に40℃なんて普通に叩き出してるし。
海「うん、だからなんか…」
「海人の気持ちも分かる。でもさ、たとえクリスマス当日にクリスマスパーティーできなくても、絶対やろう。遅くなっても」
海「え？」
「だってそうじゃん。クリスマスは楽しむためにあるし、そんな日付に縛られなくたっていいじゃん？だから、俺らのクリスマスの日にしちゃおう？」
海「うん！ありがと岸くん！たまにはいい事言うじゃん」
「おう！」
良かった…
俺でも海人を笑顔に出来て。
それから先生が来てもいいよと言ってくれた
時間の数十分前になって
＊
「よし、廉に暖かい服着せておいて。俺保険証とか諸々準備してくるわ」
海「うん、お願い！」
海人にちびれんの服などを頼んで
俺はカバンに必要な物を詰めた
「行ける？」
海「うん！大丈夫！ちびれんも起きてない！」
「よし、行くか！」
車に乗って、病院へ向かいます。
＊
「お願いしまーす」
毎度のことながら裏口から入らせてもらって
2番の診察室に入ればいつもの優しい雰囲気を
纏った渡辺先生が居てくださった。
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黒瀬優花(プロフ) - ぴーこさん» ぴーこさんこんばんは。ありがとうございます。おまけがあと数話続くのでそちらも楽しみにしてくださると嬉しいです（^^） (2021年1月13日 22時) (
レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーこ - 完結おめでとうございます！！とても可愛くて死にました笑 (2021年1月13日 21時) (レス) id: fae571459f (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - 黒瀬 さくらさん» さくらさんこんばんは。ありがとうございます。なるべく早く公開できるように頑張りますので待っててくださると嬉しいです（^^） (2021年1月12日 20時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - 音さん» 音さんこんばんは。ありがとうございます。なるべく早く公開出来るようにしますので待っててくださると嬉しいです（^^） (2021年1月12日 19時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬 さくら(プロフ) - こんばんは！完結おめでとうございます！ちびれん楽しみにしてますね♪これからも頑張ってください。 (2021年1月12日 19時) (レス) id: 6ea3f9f285 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2020年12月7日 15時
