３話 ページ3
財前side
.....ほんま、イライラするわ......
なんで俺には態度わるくて、部長にはそんなに明るくふるまってるんや.....
俺が何か悪いことでもしたか？
部長が金色のパンを一口かじる
その光景を見るとなんかイラついてくる
謙也「.....？財前、どうかしたん？めっちゃ怖い顔してんで」
謙也さんが気づいたのか、不安そうに見つめてくる
財前「なんでもないですわ.....俺、用事思い出したんで、もう行きます」
謙也「そんないきなり用事思い出すやつがあるか！」
白石「財前？」
A「.........」
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階段を下りて、教室へ戻ると、部活から戻ってきたあいつがいた
凛「おー財前！どうしたん？もしかして一人？」
さっきのことなんて露知らず、いつもみたいに話しかけてくる
財前「....せやったら悪い？」
凛「え....いや.....別に....」
俺の態度に少し驚いたのか、返事が曖昧になる
財前「.......はぁ」
ため息をつきながら、自分の席につく
凛「.......なんか、嫌なことでもあったん？
その、もし、よかったら....なんやけど
相談、のるで？」
財前「.......アンタには、関係ない」
凛「.......そっか」
......俺は元々こんな奴や。
それが嫌なんやったら嫌いになればええ
俺に構うなや......
そのまま机に突っ伏して眠った
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しばらくして、屋上から戻ってきた金色が教室に入る
A「...........」
凛「あ！A！おかえりー
ごめんな、今日昼練あって、一緒にご飯食べれんかって」
A「あ.......うん......全然気にしてへんから......」
凛「......そっか。なんかAも財前も、元気ないけどなんかあったん？」
A「！！.......大丈夫大丈夫！最近ちょっと寝不足なだけやから！」
......寝不足、か
下手な嘘、目は泳いでるし、声の調子もめちゃくちゃや
A「な.....財前？」
突然、名前を呼ばれる
「.....なに」
A「.......ちゃうから」
「なにが」
A「私が......その、財前のこと、嫌ってるとか、そんなんやないから......勘違い.....せんで」
「.............」
じゃあなんで、と言いかけたところでチャイムが鳴った
凛「...........」
お互いの誤解が解けないまま、もやもやは放課後まで持ち越された
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ヨネスケ - 一番最初に抱きしめる！?続きが気になります！！！頑張ってください！待ってます！ (2020年7月4日 18時) (
レス) id: 7fa4fbfbfc (このIDを非表示/違反報告)
クルエル(プロフ) - おもしろいです！！更新頑張ってください！応援してます(о´∀`о) (2015年7月11日 23時) (レス) id: a0e686486e (このIDを非表示/違反報告)
マナミ - 財前君落ちがイイです！ (2015年7月7日 17時) (レス) id: d361bbaa92 (このIDを非表示/違反報告)
うたう - 夢主が倒れた!?あ、私は財前君落ちが良いです!!更新頑張ってください!! (2015年6月7日 12時) (レス) id: 0e35da80b3 (このIDを非表示/違反報告)
あいすぷりん - 楽しみにしています！オチは白石がいいです。お願いします！ (2015年5月17日 14時) (レス) id: c0e5c18174 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：仙人 | 作成日時：2015年4月13日 19時
