5話 ページ7
----------------数分後----------------
しばらく窓の外を見たりして活動の名前を考えていたら雨がしとしとと降ってきた｡
活動名を考えて黙り込んでいるオレらを見て葉月せんぱ…いや､葉月はは編集を再開したらしくパソコンで編集作業をしていた｡
あ､何故オレが先輩って付けていないか？実は昨日の下校時に葉月から「タメ口と呼び捨てで良い｡これ､先輩命令」と言われた｡
すると､オレらの間に響く雨音と葉月のパソコンのカタカタと言う音を破るかの様に
玲「活動名､決まりました！」
と玲が静寂を破って手を挙げる｡
空「お！じゃあ発表してくれ！」
玲「はいはーい！私の活動名は… 「
と言って玲は時雨とホワイトボードに書く｡読み方間違われそうだなぁ〜と思っていると
眠「お〜
空「
葉月「
「うーん…眠先輩､空先輩…さっき､玲は
早速読み方をメンバーのお2人に間違われておりました｡
玲「
ああ…やっぱりブチ切れた…｡そんな中で彰人と冬紀が
彰人&冬紀「決まりました〜！」
と一斉に手を挙げる｡そして空先輩から「発表してくれ〜」とブチ切れた玲を宥めながら言う｡
彰人「僕の活動名は……『神無』で〜…」
冬紀「俺の活動名は『神楽』になりました！」
葉月「12ヶ月？2人､名前､紛らわしい…でも､良いんじゃない？」
葉月は少し反対気味だったが､変えさせるのは面倒なのかそう片言気味に言う｡
後はオレだけっぽい｡
だけど中々出てこない｡
少し考えているとふとオレの苗字を思い出した｡
オレの苗字は「
その中の2文字をローマ字にすればまぁ活動名としては使えるだろう｡
と思った途端にホワイトボードに付けていたペン先がスルスル動いた｡
そしてオレは
「空先輩､オレの活動名､決まりました｡」
と先輩に告げた｡
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作者名：千明 | 作成日時：2022年6月15日 16時
