【刀剣乱舞】『……愛が欲しい。』「「なら俺/僕の愛を受け取ってくれ！」」『え、いらないです…』←←「「其の二！！」」『まったく…』 (ページ4)

今日:7 hit、昨日:1 hit、合計:72,930 hit

四十八振りページ4

『……ん』

目を覚ますと、主様や、その他に皆が私の周りを囲んでいた。

瑞稀「A！！」

今「A……ッ！！」

薬「良かったぜ。」

『みなさん……どうしたんですか？』

何故か皆が目に涙をためている。

なにが……って。

『そうか、私……検非違使に…』

斬られて…それで……

瑞稀「A、こっち向いて」

『は…いったい！！何するんです主様？！』

瑞稀「Aの馬鹿！」

『なっ…主様の方が、馬鹿でしょう！？』←

瑞稀「知ってるよ！馬鹿！」←←

名前を呼ばれ、振り返ると間髪入れずに主様にデコピンをされた。

挙げ句の果て、馬鹿呼ばわり。

皆《何やってだ、この二人》←

瑞稀「どれだけ、心配してたか…！！！」

『っ……！？』

心配……してた？

私を？

一「A殿。」

『はい？…っ』

一期殿に名前を呼ばれ気付くと、

私は一期殿の腕の中だった。

瑞稀「あらら～」

鶴「一期…」

・

・

え？

腕の中？

待て待て待て待て。

『ど、とうしたんですか。一期殿。』

一「良かった…。無事で」

『それ、どういう意味…です』

一「A殿が重傷になって本丸に帰ってきた時には、すでに意識がなかったんですよ…？』

抱き締められていて、一期殿の表情は見えないが、声が震えている。

本当に心配してくれていたんだ……皆。

その温かさに涙が出てくる。

『………すみません…っ』

一「わかってくれれば、良いんです。皆が、どれだけ心配していたかをわかってくれれば。」

そういうと一期殿は私を解放してくれた。

そして、私は他の皆に向き合った。

『皆さん、すみませんでした……でも、ありがとうございます…』

きっちりと座り頭を深く下げる。

瑞稀「今は。ごめんなさいじゃないよ、A、それよりも…ね？」

謝るよりも大事なこと…

そうか。これだ。

『……た、ただいま……っ！！』

皆《おかえり！！！！》

皆は満面の笑みでおかえりって言ってくれた。

私の帰るべき場所はここしかない____