五十七振り ページ13
『くっ…』
出陣してからどれだけの時間が経っただろう。
乱「A大丈夫？」
『乱…うん。なんとか…』
刀装を渡しちゃったから直接ダメージがくる。
中傷寸前だ…
骨「A、一度本丸に戻った方が良いんじゃないか？」
『いや、ここでやめたら全てが水の泡になる…。ここまで来たなら明石を見つける。』
主様のためにも、
必ず明石を見つけないと…！
鶴「だが、ここで倒れた方が勿体ないぞ」
『…うるさい。倒れようが構わない。主様の要望に応える。それが私の仕事だ。』
に「…Aちゃん。」
『なんです…！？』
にっかり殿は私の名前を呼ぶと
背中をスーッとなぞる。
『っ…やめ…』
に「やっぱり。この間の傷、まだ痛むんだろう？」
その通りだ。
かなり激しく動くから傷が少しずつ開いてきてる。
に「本格的に動けなくなる前に帰城しよう。」
『でも…っ！』
三「A。無理をしてまで探しても自分が壊れてしまっては遅いぞ。また主を悲しませるのか？」
『…っ』
たしかに三日月殿の言っていることは正しい。
前回のように皆を悲しませたくない。
『わかりました…一度、帰城しましょう。』
こうやって突っ走るとこ、悪い癖だな。
紅桜はやっぱり厄介なものだ。
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ゆっくり神夢 - あーーー！続きがめっさ気に成るーーーーー！ (2016年10月10日 21時) (
レス) id: 7475019b45 (このIDを非表示/違反報告)
来 晴雫丸 - 薬研マジイケメン｡ほれた (2016年1月24日 0時) (レス) id: a816a8f172 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神威優姫 | 作成日時：2015年12月10日 17時
