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JI side
今日、いつもより遅れて練習室に入ってきたAはあの日のようにすごく綺麗だった
やっぱり間違いなく俺のタイプだって思ったし、同時に周りに褒められるAを見てモヤモヤした
本人は俺の気持ちやヒョンたちの意に介さず胸元がかなり開いた服なのに、靴を履き替えるために前屈みになって…
ヒョンたちはみんな当たり前だけど目線が胸元に集中してた
ことごとく俺たちを意識してないAに無性に腹が立ったのと、ヒョンたちにこれ以上見せたくなくてAを怒鳴ってしまった
一気にシーンとした室内と少し震えたAの声にハっと我に返ったけど…
Aが着替えに出ていった後、ヒョンたちに怒られた
CH｢ジョンイナー！わかるけど怖すぎやて；｣
XM｢Aも確かに無防備だったけど、怒鳴るのはちょっとまずかったかもな｣
SE｢A大丈夫でとぅかね…｣
JI｢……｣
DO｢…ジョンイナ、あとでAにフォロー入れておきなね｣
JI｢…うん｣
SH｢さ、ほら始めよう｣
少しして着替えたAが戻ってきた
メイクはしてるけどもうすっかりいつも通りの姿だ
さすがにいきなり怒鳴ったのはまずかったし、謝ろう
｢Aさっきh｢じ…じゃあ始めようか！｣
JI｢……｣
あー…せっかく仲良くなってきたのに…
また振り出しに戻っちゃったかも…
休憩になってAに話しかけようとAの方に視線をやると、ちょうど練習室から出ていくところだった
Aの後を追うようにギョンスヒョンも出ていった
俺はそんな2人の後を追いかけ練習室を出る
｢(あれ…2人ともさっき出ていったばっかりなのにいない…)｣
2人の姿が見えなくて少し歩いていると、話し声がした
声のする方へ近付くとAとギョンスヒョンが座って話してる
盗み聞きなんて卑怯だと思うけど…
でもAはきっと俺には本音なんて言ってくれないと思ったから…
A｢『男みたいで気持ち悪くね？自分よりイケメンな面した奴にそんな気起きねーよ』って言われて…すごく傷付いてさ…
やっぱりまだ自信が無いの…。鵜呑みにするのが怖いんだ…｣
Aがなんで誰のことも意識しないのかわかった
俺は…Aに自信を持って欲しい
俺の事…男として意識して欲しい…
Aたちが戻る前に急いで練習室に戻った
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作者名：Jessica | 作成日時：2023年3月25日 18時
