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結局7時頃になってしまう帰り
恐る恐る玄関のドアを開ける
『ただいま…』
廊下の電気はついていない
リビングに入り、カチッと電気をつける
いつもはリビングにいるはずのたかがいない
こっそりと寝室も覗くと
『…いた。笑』
枕に顔をうずめて爆睡してるたか
起こさないようにゆっくりドアを閉める
私は夜ご飯の準備にとりかかった
夜ご飯を作っていると
カチャ
目をこすりながら
子供の寝起きのような顔で起きてきたたか
『ふふ、たかおはよ』
「ん〜…」
ギュ
寝起きはいつも無口な割にやたらとくっついてくる
「…おかえり。」
『ただいま』
「今日のご飯なに?」
『今日お刺身にしようかなって思って。』
「ほんと!?」
パァっと効果音がつきそうなほどの笑顔
あ、お刺身大好物だもんね。笑
「A疲れてるのに、手抜き料理出さないよね〜」
『たかはそれ以上痩せたらだめだよ』
「あんたには言われたくないね」
『なにそれ。笑』
『もう少しでできるから離れてて〜』
「…。」
しぶしぶ離れるたか
ほんと自分が可愛いって自覚してほしい。笑
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parufwe sweet(プロフ) - あっちゃんさん» ありがとうございます!!楽しんでいただけてなによりです。頑張ります! (2018年5月22日 14時) (レス) id: e362b46b7b (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん - すごくきゅんきゅんします。続きが気になります。続きお願いします。 (2018年5月22日 11時) (レス) id: f83acd1f10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:chiaaa | 作成日時:2018年5月21日 14時