家族のカタチ3 (ページ46)

今日:5 hit、昨日:18 hit、合計:187,873 hit

最高の日に叫んでやったページ46

赤side

朝から流星がおかしい。

いつもより上の空で1人で百面相していた。

それにしても今日俺の誕生日やねんけどなぁ……

流星忘れてるんかな。

それはないと思うけどさ、もし忘れられてたらめっちゃ悲しい。

なんて俺もそんな心配をしていると放課後になっていつも通り流星と帰る。

帰り道は変な沈黙が怖くて無理矢理話してみたけど無効化。

もうすぐで流星ん家。

今年の誕生日は忘れられていたんか。

まぁ、おとん主催の誕生日パーティーがあるみたいやから今年はそれで我慢や。

なんて思っていたら流星が急に俺に何かを押し付けて逃げるように家に帰ってしまった。

一瞬何が起きたのかわからんかったけど、流星が押し付けてきたのは綺麗にラッピングされた箱。

赤のリボンを解けば中には赤と白のミサンガ。

そしてカードが裏返しで入っていた。

赤「……ふはっ、可愛い奴」

俺は2階の流星の部屋を見上げた。

赤「流星ー！ありがとうな！！」

そう叫んでやった。

今年の誕生日も流星に祝って貰えて最高の日になった。

____生まれてきてくれてありがとう。

俺はカードを無くさないよう学生手帳に挟んだ。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿
しげちゃんお誕生日おめでとう

もどかしいしげりゅせを楽しんで頂けましたでしょうか？

そして皆様にご報告がございます。

この回もお話がいっぱいになり第4章へと移行しようと思っているのですが、新作を出したり移行する度の低評価を出されてしまい本当に楽しんで頂けているのか、と悩んでいます。

有難いことに家族のカタチシリーズは皆様の応援のおかげでシリーズ赤星を頂きましたが移行後に低評価をされてしまうんではないか？そう思っています。

一応移行は致しますが評価が9.4を超えない場合その時点でシリーズを休止することに致します。

気にしなくてもいいと言うお声を頂いていますがやはり作者として気にしてしまうところです。

ですので今後私が出すお話全て9.4以上の評価を頂けなかった場合そのお話は休止させていただきます。

ご理解の程宜しくお願い致します。

2020.8.26 ふわ