家族のカタチ3

【番外編】今年のプレゼントは ページ43

※時系列が異なりますが移行まで話数が余ったので番外編とさせて頂きます。

緑side



青「なぁ……母さん」






緑「ん？どうしたの？」






ソファーで真新しいのんちゃんの体操服に名札を縫い付けていると刺繍糸を持った流星がやってきた。







青「来週大毅の誕生日やからミサンガ編みたいんやけどわからんくて……手伝ってくれへん、？」







緑「ミサンガ作るん！

ええやん！一緒に編もっか！」







流星が持ってきたのは大毅曰く俺のカラーらしい赤とそれに合わせた白の刺繍糸。








2色ならストライプ模様がいいかも。







昔趣味で編んでたことがあってその時の記憶を頼りに一つ一つ編み方を教えてあげる。








緑「ふふっ……流星上手やね

そうや！それが完成したらもう1つ作ってみたら？」








青「お揃いにしてもええんかな……」








緑「きっと大毅くんのことやから飛んで喜ぶで」








好きな人とお揃いを喜ばん人なんておらんもん。







ほら、流星だって嬉しそうに笑ってるやん？








さて、私はのんちゃんに編んであげようかな。









きっとのんも欲しい！って喚くからね？

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