家族のカタチ3

ママと流星 ページ5

緑side



のんちゃんの宿題が終わって明日の準備をさせている午後5時半頃。






そろそろ流星が帰ってくる時間。







夜ご飯前やけどカップケーキ食べてくれるやろかと思いながらお皿に移しておいた。







青「……ただいま」






桃「あ！りゅう！」






緑「流星おかえり〜

おやつあるけど食べる？」






青「ん、」






のんちゃんを抱っこしてリビングにやってきた流星はソファーの上にのんちゃんを下ろして手を洗いに行った。







ほんまこういうところをのんちゃんに見習って欲しいもんや。






緑「おやつ置いとくね？」







青「ん、いただきます」








緑「せや、顧問の先生変わるんやろ？

どんな人になったん？」







青「涼介先生やった

涼介先生元々学校の先生でクラブも掛け持ちしてたんやって」








緑「そうやったん！

なら緊張せんでええね」







青「うん、」







涼介先生は今のんちゃんがサッカークラブでお世話になってるから私としても安心。







緑「さてと、夜ご飯作ろっかな」







桃「今日ご飯なにー？」







緑「今日はカレーでーす」







青「……手伝う」







緑「ふふっ、ならお米研いで野菜洗ってくれる？」







青「うん、」








今でも昔から変わらずお手伝いをしてくれる流星。








それとは逆にのんちゃんはお庭でリフティングしてはる。








ほんま我儘王子様みたいやわ。








可愛いんやけどね？

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