メンバーなのにカラット！？-4- (ページ4)

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好きな気持ちページ4

ホシside

「やっぱり好きってことなのかなぁ」

ホシ「え？」

今日もAと2人でダンス練習

水分補給がてらちょっと休憩しようってことになって

2時間ぶりに座った

突然放ったAの言葉に僕は動揺してしまった

ホシ「好きって言った？」

「うん、言った」

面と向かって話してるわけじゃないのに

鏡越しにみえるAの顔が物語ってて

上手く言葉が出てこないんだ

「オッパはさ、好きな人とかいるの？」

そんな君の言葉に、少し期待してしまう自分がいる

君の好きな人が僕だったらなんて間違っても言えないけど。

ホシ「んー、大切な人はいるよ」

でも、ちょっとくらいいいよね？

好きな気持ちを隠しながら接するのはあまりに辛すぎるから。

「お〜！その人って、私の知ってる人？？」

ホシ「うん、凄く知ってる人」

「え〜！気になる〜！！まぁ、聞かないでおくけど」

ホシ「なんだよ！興味なし！？笑」

「ははは笑
でもオッパに想われるなんてその人は幸せだと思うよ。」

ホシ「…///」

あぁ、また無意識に言ってる君の言葉に振り回されて

僕は君をどんどん好きになっていくんだ

「私がもしさ、SEVENTEENじゃなかったらどうなってたのかな」

ホシ「ん？」

「普通に学校通って、そこで好きな人ができて、告白なんてしちゃったりして、デートして、結婚考えて…
なーんて、私はそんなに恋愛向いてないかもね笑」

Aはずっと世間からの誹謗中傷に悩んで

同年代の女の子ができるはずのことも我慢してきてるから

普通に望んでいいはずの幸せを遠慮する

本当は我慢させたくないのに。

もっと自由に楽しく生きていて欲しいのに。

そう言ってもきっと君は

"私は今が十分幸せ"ってまた言うだろうな。

だから僕が、、

ホシ「AがSEVENTEENじゃない姿も見てみたいけど、
僕はAとずっと歩んでいきたいな。
きっとほかの人生でもSEVENTEENメンバーと出会う運命なんじゃないかって思うくらい、みんなが大切な人だよ」

「ホシオッパはやっぱり最高の人だね」

君のその真っ直ぐな笑顔をこれからも守りたい