＊ ページ16
スングァン「…綺麗な空だなぁ。僕と真反対だ」
「オッパ！！！」
スングァン「えっ」
透き通る何も悩みのないような青空の下で
僕の複雑な心が染み渡っていたのに
キミの声でまた僕の心は波打っていく
スングァン「なんで、、Aさっき…」
「オッパは勘違いしてる！」
Aは僕の声を遮るように話しながら
遠かった距離を少しづつ縮める
「スングァニオッパが思ってるようなことはない。
ユン・ジョンハンがおかしくなっちゃっただけなの」
スングァン「呼び捨て？」
「いいの、あんなやつ。なんかオッパじゃなかったし」
スングァン「なにそれw」
Aがあまりに怒りながらヒョンの名前を呼ぶから
モヤモヤしてた気持ちよりも笑いが込み上げてきた
「オッパの笑顔が好きだから。スングァニオッパにはずっと笑顔でいてほしいから。
だから、、あんな悲しそうな顔しないでよ」
なんで。なんでAがそんなに切なそうに
僕を見つめるんだよ
全部Aのせいなのに。
Aが嫉妬させるからなのに。
キミは本当にズルい。
「っ？」
スングァン「ほっぺ真っ赤じゃん。走ってきてくれたんだね」
「あ、あたりまえでしょ！心配だったんだから」
手にまで伝わってくる頬の温度
包み込んでると子どもみたいに小さい顔だけど
明らかに大人になったA
スングァン「大きくなったね、A」
「何おじいちゃんみたいなこと言ってんのー？w
わたしと一つしか歳ちがわないくせに」
スングァン「うるさいよっ」
「いたっ、デコピン嫌いって知ってるよね？」
スングァン「Aが悪い」
「なにそれー！」
不思議だ。
Aはいつもなぜか僕を自然と笑顔にする。
「よし、帰ろ？お腹すいちゃった」
スングァン「ん。…ありがとね、A」
「んふw じゃー、わたしピザがいいなぁ」
スングァン「え、なにが？」
「奢り！オッパが奢るんだよ、お礼に」
スングァン「はぁ！？」
「はははwww」
雲ひとつない青空に僕の心がリンクした。
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ちぃ(プロフ) - ももさん» ももさんコメントありがとうございます！！不定期な更新でごめんなさい(´･ω･`) これからも楽しんでいただけたら嬉しいかぎりですっ！！ (2021年3月3日 14時) (
レス) id: bb0e930d74 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 更新待ってます！ (2021年2月25日 16時) (レス) id: 68c62b5d72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちぃ | 作成日時：2021年2月19日 14時
