声量１％「都会」 ページ3
「ひょー！！ 都会すげーーー！！」
空港から出てきた寺尺は第一声。
彼の目の前には田舎では見られなかった、高い建物があった。
車の通りも多いし、人の数だって半端じゃない。テレビの中の存在だった都会にいる。寺尺は嬉しそうに微笑んだ。
「ここが都会！！ あのビルもこのビルも！ 全部テレビで見たようなやつだ！！」
「おーい、稔磁ー！ 何、叫んでんだ。恥ずかしいだろ」
「
二人は歩きながら話した。
「俺だって驚いたよ。お前がここに来ることはな」
「俺は雄英を受けるんだ！！！！」
「って、おい。もし落ちたらどうするつもりなんだよ？ 予備校でもあんのか？」
「あるわけねーじゃん！！ 馬鹿かよ、兄ちゃん！！！！」
「いや、馬鹿なのはお前ッ！！ 落ちたらどうすんだよ？？」
「え？ 俺が落ちるわけねぇじゃん」
どこからその自信が湧いてくるのか硬は不思議だった。
でも、その事は言わずに「お前はそういうやつだよな」と一言。
二人で話していると、大きな爆発音が聞こえた。
「な、なんだぁぁあ！！？？ 今の爆発！！？？」
「こっちだ稔磁！」
寺尺は硬に連れられ爆発のあった場所まで走った。
場所は代わり田等院商店街。
「なんでヒーローは動かねぇんだよ……」
いつも笑っていた寺尺の顔が曇った。
「大人の事情ってやつじゃね？」
硬は適当に答えた。
と、その時_____________！
マリモ頭の少年が敵に向かって走っていった。
「なぁ、硬兄ちゃん……俺も行ってくるぜ！！」
「ああ、死ぬんじゃねーぞ…………ってもういねぇ」
寺尺は走り出し、一瞬で敵の場所にたどり着いた。
「あﾞ！？ 誰だよッ、つーかデクてめぇ……なんで！！」
「君が、助けを求める顔してた！」
「だとよ、半べそ爆発頭ぁあ！！！ 因みに俺の名前は寺尺稔磁！！！！覚えとけ、最強のヒーローになる者の名前だからな！！！！！！」
寺尺と、『デク』と呼ばれた少年は敵を半べそ爆発頭くんから剥がそうとするが、デク手はぬるぬると滑り、寺尺の磁力でもなかなか剥がれない。
「君を諭しておいて……己が実践しないなんて！！ プロはいつだって命懸け！！！！」
オールマイト……！？
「DETROIT……SMASH！！！！！！！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 36人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
わらびもち(プロフ) - ぬぬさん» コメントありがとうございます！題名どうしようか悩んでるんですよー…ちゃんと題名決めたいですw (2018年5月15日 19時) (
レス) id: 89405ee6fb (このIDを非表示/違反報告)
ぬぬ - おお！題名変わりました？w (2018年5月14日 0時) (レス) id: 291d425409 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：わらびもち | 作成日時：2018年5月12日 19時
