そうだ、イタリア行こう。 〜船上〜 ページ21
親分のとこ下ろしたくてイベリアにしたけど、陸路時間かかりすぎるわ。
理由こじつけて船で行かす。
2016.10.9
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
船上にて。
フェリ「ようこそ、俺の船へ! Aちゃん今日もかわいいね!」
A「あ、ありがとうございます。
よろしくお願いします。
……てっきり陸路だと思っていました」
フェリ「うーんそれだと時間かかるし、ほら、ここ。フランシス兄ちゃんち通らなきゃいけないから。
まあ、一番の理由はAちゃんに綺麗なこの景色を見せたかったからだけどね」
丁寧なことに地中海周りの地図を指し示し、「だけどね」のところでは海を指さしウインクをつけている。確かに、海がとても澄んでいて綺麗だった。
フェリ「だから、トーニョ兄ちゃんにちょっと港貸してもらって、そのまま俺んち行くんだ〜」
(今、ここ。じゃあ、さっきの方はスペインさん?)
さっき農地で見た人物について考えこむA。
フェリ「Aちゃん何か考え事?」
A「あ、いえ、私達と同じだと思われる方を見かけたので。地理的にスペインさんかな〜、と」
フェリ「ふーん……え? 茶髪で、ハンモックで寝てて、歌ってた? じゃあそれたぶん、トーニョ兄ちゃんのほうだ。うん、スペインだよ」
Aから特徴の説明を受け、人物を予想するフェリシアーノ。彼によると、容姿は似ている人がもう1人いるらしい。
ーーーーーー
この日の波は穏やかで、甲板に立つと潮風が気持ちいい。イタリアの暖かい日差しと、少し冷たい風が肌を撫でる心地良さは、冷暖房とは比べものにならない。
フェリシアーノが甲板で海を見ているAの元へやって来た。
フェリ「船酔いとかしてない?
もうすぐ着くからね〜」
A「大丈夫です。ここの気候は私の所と似ているので、過ごしやすいです」
フェリ「そう? よかった!
短い間だけど、楽しんでいってね〜」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
評価みっつに増えてる!むっちゃ嬉しい!
ありがとうございます〜!
2016.10.10
そうだ、イタリア行こう。 〜到着〜→←そうだ、イタリア行こう。 〜道中〜
52人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いべりあ〜の(プロフ) - 現在ちょっとずつ書き直し中。そのため書き方や呼び名などに多少の差あり。特に後半はまだ書き直してないため、小説の書き方にのっとっていない場合があります。 (2017年7月31日 12時) (レス) id: c03c00c0f5 (このIDを非表示/違反報告)
スペイン親分最高! - コリュコリュさん» コメントありがとうございます!ロヴィの描写頑張ったので光栄です! (2016年12月6日 20時) (レス) id: c03c00c0f5 (このIDを非表示/違反報告)
コリュコリュ - めっちゃ面白いです!ローマノが可愛すぎます!!! (2016年12月6日 15時) (レス) id: 0acbc62813 (このIDを非表示/違反報告)
スペイン親分最高! - うわあ!コメントが!ありがとうございます!!生き返ってくださいっ! (2016年11月15日 21時) (レス) id: c03c00c0f5 (このIDを非表示/違反報告)
りあ - もう、最高過ぎてし…ぬ… (2016年11月15日 16時) (レス) id: 6b887208f7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:いべりあ〜の | 作成日時:2016年9月6日 21時