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182._お友達料金 ページ36

私も動画を見たが……いくら偽物だと分かっていても彼らの姿が解体される様は見ていていい気がしなかった。…正直に言うとコミュニティを破壊しようかとも思った。まぁ偽物なのでそれは耐えることにしたが。……これが終わったらあの解体を行った人たちだけでもどうにかしようかな。

「君たちはオークション目当てかな?」
「うん。元々はグリードアイランドってゲームを落としに来たんだ」
「ああ。あの高額ゲーム…?元々は?」

ゴンに疑問を返すとキルアが口を開く。

「わざわざ旅団討伐に派遣されてきたってことはあんたはそれくらい強いのか?」
「…一応そうなるのかな。旅団を捕まえられると見込まれたということだろうから」

その質問は良い流れだった。

「誰か捕まえたいやつでもいるのか?君たちならお友達価格で請け負うよ」
「うわ、金とんのかよ」
「依頼内容によるけどね。流石にお友達の君たちから高額な請求はしないよ」
「マナさんが手伝ってくれるなら力強いよ!」
「ゴン!またお前はそうやってこいつを」

キルアがゴンに襲いかかりそれをゴンはひょい、とかわす。争っているようで争ってはいない。じゃれあいだった。

「っふ」

吹き出したように笑えば2人の顔がこちらにむく。それは驚いているようでなにか違った。

「それで?その内容ってのは?」
「……ああ、それは」
「クラピカ!!」

……来たか。

ゴンの声に振り返るとクラピカがたっていた。…普段通りのようでどこか生気がない。ゴンの呼び掛けにも特に答えず、笑みも浮かべなかった。

ゴンはクラピカに走っていく。

「もしかして彼と待ち合わせ中だった?」
「まぁ」

近寄ってきたキルアに聞く。

「なら俺は邪魔だったかな」

去る気はないが、素振りだけしておく。その方が自然だろう。

「マナ」
「うん?」

するとキルアは私を呼ぶ。

「あんたって本当にハンターなのか?」
「え?」

思いもしない質問に驚く。

「ハンター試験でオレたちを騙してただろ。だから今一信用できない」
「そう、言われてもなぁ」

キルアがマナを疑っているのは承知している。しかしそれは"信用できない"という意味であって、ハンターであること自体を疑われているとは思っていなかった。証拠……ハンターである証拠か。

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JRPG(プロフ) - コメントありがとうございます。とてつもなく間が空いた気がするのは気のせいではありませんでした。ただ凍結することはないので連載再開までに終わるかどうかですね。 (2021年10月16日 20時) (レス) id: 1f8a9e8183 (このIDを非表示/違反報告)
レネット(プロフ) - 更新待ってます (2021年10月4日 0時) (レス) id: ec8ec8961f (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ - 好きです!! (2021年8月12日 1時) (レス) id: 87c9802a04 (このIDを非表示/違反報告)
かるー(プロフ) - 大好きです、、、、! (2021年7月26日 13時) (レス) id: 23539fd70e (このIDを非表示/違反報告)
めありー(プロフ) - コメント失礼します。ずっと前から大大大大大好きです!!!!応援してます!!先の展開が楽しみで仕方ありません!! (2021年6月15日 23時) (レス) id: 3db33b5493 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:JRPG | 作成日時:2021年6月12日 19時

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