44.ガム ページ2
『これはヒソカがやったの？』
「うん。見てみなよ」
言われて肩の辺りを見てみる。…オーラが"付いていた"。地面と私の肩を繋ぐように。接着剤みたいになっていた。
「
バンジーガム…確かにガムのようなオーラ。肩を少し離しても強い引きに戻されてしまうのからみて、バネ………いやゴムのような性質も持ち合わせているらしい。
それが付けるのも剥がすのも思い通り、か。凝を使わない限りは存在に気づかれないし…隙をついて相手に貼り付けられれば今みたいに動きを制限できる。
…性質変化…ということは変化系だろうか。
『…変化系？』
「うん」
変化系。念能力の六系統の内の一つ、オーラの性質や形状を変化させる系統。…なるほど、こんな使い方もあるのか、と感心した。ヒソカらしい。
「これでボクのリード」
ヒソカはさぞ嬉しそうに顔を歪める。
うむ、ヒソカに1点取られてしまった……というかこのバンジーガムをどうにかしない限り詰み、だな…。
バンジーガムをどうにかする方法。…無い訳じゃない。
『…それはどうかな』
私は少し笑って発動させる。
まず、鎖をヒソカの体に巻き付け固定する。それから枝分かれさせた別の鎖で肩についているバンジーガムを刺す。すると、肩に付いていたオーラが消えた。
ヒソカの目が開かれる。私の肩は軽くなる。その瞬間にヒソカに巻き付けた鎖を解き、くるり、と。ヒソカの位置と私の位置を入れ換える。
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Justice RPG(プロフ) - ノアさん、ノアの方舟さん。コメントありがとうございます！実は私の中で主人公の名前が"ノア"なんですよね。なんだか偶然というか。続編に移行したので引き続きお楽しみ頂ければ幸いです。 (2019年3月10日 13時) (
レス) id: 5b1d0d0f4c (このIDを非表示/違反報告)
ノアの方舟(プロフ) - 初めてコメントさせていただきます。いつもとても楽しくワクワクしながら読ませてもらっています！主人公とクロロ少年、団員達が邂逅する場面がいつ来るかと思うと想像が止まりません…どうぞ体調にお気をつけて書いてください。引き続き楽しみに更新待っています！ (2019年3月9日 23時) (レス) id: ae2e2210b7 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - コメント失礼します！クロロ少年をめっちゃ待ってました！！更新がすごく楽しみです。無理をしないで御自分のペースで、私の生きる理由がこの小説なので、更新頑張ってください(( (2019年3月9日 14時) (レス) id: b6e0dc5b12 (このIDを非表示/違反報告)
Justice RPG(プロフ) - コメントを下さった皆さん本当にありがとうございます。ほんとに、嬉しいです。特に自分の意図してることが伝わってると思うと、ほんと感無量ですね。これからも宜しくお願いします。 (2019年3月9日 0時) (レス) id: 5b1d0d0f4c (このIDを非表示/違反報告)
Justice RPG(プロフ) - 作者です。書いては消してを繰り返してのんびりしていたら物凄く時間が経ってました。時間が過ぎるのって早い。次の更新は多分直ぐにあがるかと…。 (2019年3月9日 0時) (レス) id: 5b1d0d0f4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Justice RPG
| 作成日時：2018年12月25日 18時
