史上最強の魔法使いは鬼も倒せちゃうらしい【鬼滅の刃】【ある日お姫様になってしまった件について】 (ページ8)

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御館様ページ8

何個目かの質問を終え、最後の質問だと、髪飾りの女の人…もとい、コチョウシノブさんは言った

しのぶ「ではAさん、最後に…どうしてあの大量の鬼を、倒すことが出来たのですか？」

優しく微笑まれて聞かれるけどこの人目が笑ってない、怖い

『えっと、____________ってことがあって、とにかくその鬼？っていうのの首を斬ってたら日が昇って、そこで意識が途切れました』

すると不穏な空気が流れ出した

え、私なんか不味いこと言った感じ？でも今までの事で嘘偽りはないし…

杏寿郎「少女！君は呼吸が使えるのか？」

『え、呼吸ならずっとしてますけど(ド正論)』

しのぶ「そうではなく…いえ、最初から説明した方が良さそうですね。通常、鬼というのは日輪刀と呼ばれる特殊な刀…剣で、首を斬られる以外では死にません。後太陽ですね。それと、呼吸というのは、その日輪刀に上乗せる技みたいなものです。Aさんが倒した鬼は、かなりの強さで呼吸を使わなければ倒せるはずもありません

Aさん、貴女は一体何者ですか？」

これバラしてもいいのかな

信じてもらえる気がしないのだが

まあいっか

『私は…大帝国オベリアの大魔法使い、兼、姫様のお話相手です』

そう言うと、皆は信じ難いような顔をする

『所謂…異世界、と言ったところでしょうか』
そこから色々な事を教えてもらえた

『なるほど、それで私が敵か仲間か見分けるために捕まえたわけですか』

しのぶ「Aさん、そしてもうひとつお聞きしたいのですが、隊員を助けたと言いましたよね？その隊員は腕を斬られたといっていたのですが、彼の腕は元通りになっていたのです
心当たりはありませんか？」

治癒魔法か、ちゃんと戻ってたんだ

『それは私がかけた治癒魔法だと思います。きちんと治っていたなら良かったです。』

柱全員(治癒魔法…ほんとに存在するのか…？)

これは信じてもらえてないな、渋い顔してるし

『では、どなたか傷を治しましょうか、そこの傷だらけの男性とか』

実弥「俺は不死川実弥だァ。いいぜェ、本当に治癒魔法とやらが使えるのか証明して見せろォ」

そう言いながら刀…？で、自分の腕をザリュっと斬った

『いきますね』

傷口に手をかざし、魔力を集中させる

ふわっ

光が漏れ、傷口を見ると完全に治っていた。