第7話 ページ9
〜非常階段〜
「反応だ！」
「それじゃあここに！」
「まだ反応が弱いデヨ
もっと上の方が怪しいデヨ。」
「先に進もう！
上の階を目指すんだ！」
目指すのはドラゴンタワーの最上階。
〜2階層〜
非常階段を上がると、2階に着いた。
「うわー！ゲームセンターだ！！」
「ここは、最新のゲームがプレイできる、ゲーマーの聖地なんじゃ。」
ゲームセンター…
ヒロは嬉々として周りを見る。
「ヒロ、気持ちはわかるけど、
今は司令コンピューターが先よ？」
「わ、わかってる！
ヒーローたる者、誘惑には
負けちゃいけないんです！」
っと言うものの、
結局、気になるものがあり
オタクロスに押されて行くことに…
「さあて、やりますよお！
これは一体どういうゲームなのか……」
「ムフフ、こいつは
LBXダンジョンバトルデヨ！」
「知ってるんですかオタクロスさん？」
「もちろんデヨ。
このオタ道の伝道師オタクロスが
知らぬゲームなどない！」
「おお！」
「では、LBXダンジョンバトルの説明を聞くデヨ？」
「はい、お願いします！」
ルール
挑戦したいシリーズを選ぶ。
そしてダンジョンに入って敵LBXを倒す。
敵を全滅させるかタイムアップでステージクリアになる。
クリアした時のスコアによって
もらえるアイテムが変化するらしい…
ちなみに横スクロール。
…ヒルヨはヒロに誘われ渋々やることに…
なのだが…
「……(Timeは10分…敵は10匹。)」
ピッピッピ…
っとLBXを操作し、敵を斬って行く…
『戦闘終了』
「「「おぉ…！！」」」
「流石姉さん！！」
「はぁ…もう行くわよ」
「はっ！すみません！
ついつい夢中になっちゃいました！！」
〜非常階段〜
「CCMの反応も段々強くなっているデヨ。
おまいら、気を付けるべし！」
「オタクロスって
結構頼りになるんだね。」
「むひょ！ランたん！
ようやくワシの魅力に気づいたデヨ？
サインをもらうなら
今のうちデヨ！？」
「…CCMの反応を辿ればいいのね？」
「このまま最上階行っちゃう？」
「……ランたん、ヒルヨたん
スルーは寂しいデヨ！
しょぼぼ〜ん」
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