[ダンボール戦機W]桜LBXは宙を見る (ページ8)

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第6話ページ8

「「「え…」」」

「ぐあっ！！」

「…フンッ、
誰が体を売るって？

ふざけんじゃないわよ。」

「ヒ、ヒル？」

バンがひきつった顔でヒルヨに声をかけると彼女はニコッと笑いチケットを渡す。

「それじゃ、貰ってくね～」

「こ、小娘がぁ…！」

「……」

ヒルヨは懐を漁ると
1枚のカードを取り出した。

「？それは…」

「クレジットカード

3万はやりすぎだから、
3000クレジットで充分よね？」

「ぐぅ…勝手にしろ。
そしたらとっとと失せろ、商売の邪魔だ。」

「全然反省してないわね……」

「でも、これでドラゴンタワーに行けるようになった。気を取り直して先に進もう。」

チケットを買い戻し、
改めてドラゴンタワーに行く。

「ようこそ、ドラゴンタワーへ！
驚きと魅力あふれる素晴らしい時間を
お過ごしくださいね！」

～ドラゴンタワー・入口～

「うわっ！
お客さんでいっぱいだ……」

「司令コンピュータは
この建物のどこかにあるんてすね。」

「一般の人を
巻き込むわけにはいかないし……」

すると着ぐるみのパンダがランの前に立つ。

「うわー、パンダだ！かわいい！
何、配ってんの？」

ピラッと渡されたのは、
ドラゴンタワーのガイドマップ。

「こんな作りになってるんだ。」

「ふむ。人通りの少ない所や
通用口を選んで進むしかないデヨ。」

「よし、行こう！」

「ありがとね～！パンダ！！」

そして上へと続く入口を見つけて、
中へと入る。