第9話 ページ11
だが、ダークパンドラは
倒れたミネルバに蹴りを入れようとする。
それをディオネが止めた。
「ヒ、ヒルヨさん！」
「くっ…なんて強い蹴り…
このままじゃ持たない…！」
っと攻撃に耐えていると…
「ランたんとヒルヨたんを守るのは、
ワシの役目デヨ！
超伝導究極、合ッ、体ッ！
パーフェクトZX3見参！」
「そこまでだ！」
バンたちが到着し、ピンチは脱した。
「バン！オタクロス！」
2人が安堵したとき、
パンダの着ぐるみの頭が外れる。
そこ中身は…首輪をつけたアミ…
「嘘…！アミ！？」
「な、なんと！？アミたん！？」
「私は司令コンピューターを守る、
ガーディアン……。
ディテクターの敵を排除する。」
アミは抑揚のない声でそう言った。
「操られているの…？」
「アミたん、ワシの事を
忘れてしまったデヨ…？」
「「アミ……。」」
「邪魔よ。お前たちは私の敵……。」
「おろろーん！
ディテクターに操られてしまうとは……
アミたん、なんたる悲劇デヨーっ！
こうなったら
ワシの愛あるハグで
アミたんを助けるデヨ！」
「アミ……、必ず助ける！」
「私もやるわ！大事な親友だもの！」
「ふふ……」
アミは不気味に笑う。
そして改めてバトルスタート
「それがバンの新しいLBXね、」
「ああ！エルシオンっていうんだ！」
「強そうじゃない。
鬼クノイチは任せて、バンはダークパンドラをお願い！」
「わかった！」
ディオネは刀を持ち直し、
鬼パンドラに斬りかかる。
「必殺ファンクション」
『天空斬撃(てんくうざんげき)』
持っている刀が青くなり、
刀を振ると青い斬撃が走る。
それにより鬼パンドラは破壊された。
「…フゥ…」
どうやら、バンの方も終わったらしい。
「や……、やったぁ！」
「そんな！」
ジジッ！っと首輪が壊れる。
「うっ……」
首輪の電気が強すぎたのか
アミが気絶し倒れてしまった…
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