たまにはふたりで！ ページ33
小瀧side
桃「へぇ〜、そんなことほんまにあるんや」
青「俺もびっくりしたわ」
流星の天然話を聞いてると、膝に重さを感じた。
まぁ、あれや、いつものやつ。
今日は対面型らしいけど、構わず会話を続ける。
桃「そういえば、借りてた漫画読み終わってん」
青「お、どうやった？」
桃「めっちゃおもろかった」
赤「小瀧、」
青「続きもあるけど持ってこようか？」
桃「ほんま？ありがと」
赤「小瀧小瀧、」
桃「じゃあ明日借りてたやつ返すわ」
青「おっけ」
赤「小瀧小瀧小瀧小瀧小瀧、」
視線を前にうつせば、ものすごい近い距離で見つめてくるしげ。
赤「小瀧と話したくて来た！」
桃「今流星と話してるから」
赤「なんで？ずっと待ってたのに」
青「ええよ、望。俺これから撮影やし」
流星は楽屋を出てしまった。
いや、喧嘩やなくて普通にな？
赤「小瀧、俺待ってた」
両手で顔を挟まれる。
手、ちっちゃ。
赤「ちゃんと怒らんで我慢したで、偉い？」
確かに、今日は流星と喧嘩してへん
珍しい。
赤「小瀧が困っちゃうやろ？やから我慢した」
桃「うん、いつもそうしてな」
赤「そんなん……俺には難しいもん」
今度は俺の手で遊び始めて
赤「小瀧の手、おっきぃ」
自分の手を重ねた。
しげって無駄にがたい良いくせに手ちっちゃいよな
不思議やわ。
赤「小瀧、明日休み？」
桃「撮影」
赤「なんで？」
なんで、って
どういうことやねん。
赤「小瀧の家行きたい」
桃「無理」
赤「え〜、行きたい、行きたい、」
桃「無理やって。明日かえんの遅いし」
疲れてすぐ寝るやろうし
しげのテンションについていける気がせえへん。
赤「じゃあ今度行く、いいやろ？」
桃「考えとく」
赤「なーんーで！」
桃「なんででも」
思いきり抱きつかれるから、背もたれのない椅子から落ちそうになる。
危ない危ない。
と思えば、耳元で小さく笑ってる声がして
桃「なに笑ってるん」
赤「小瀧いい匂いやなぁって！」
桃「変態」
赤「わっ！ちゃうよ、そういう意味やないの！逃げんでや！」
桃「来んな変態」
赤「こーたーき！」
追いかけてくるしげから必死に逃げる。
でもこいつ、無駄に足速いから
赤「捕まえた！」
桃「まじでやめて」
赤「そんな変な意味やないもん！」
桃「怖いから、ほんまに」
赤「嫌や！逃がさへん！」
もう今日は逃れられへんみたいやわ。
まぁ、たまにはこういうのもええかな。
ちょっと怖いとこもあるけど。
Fin.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 527人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かみおか ともき - ありがとうございます！ (2019年12月8日 18時) (
レス) id: 99020b719b (このIDを非表示/違反報告)
・み・(プロフ) - かみおか ともきさん» リクエストありがとうございます！！是非書かせていただきます！ (2019年12月8日 18時) (レス) id: 1e2d1ee3b3 (このIDを非表示/違反報告)
かみおか ともき - リクエストです！のんちゃんとメンバーが喧嘩をしているところにしげがきて、喧嘩に巻き込まれるけど、何のことか分からなくて、しげが泣いちゃう話がみたいです！がんばってください！ (2019年12月8日 15時) (レス) id: 99020b719b (このIDを非表示/違反報告)
・み・(プロフ) - あおいさん» わかりました！！！書けたら載せます！リクエストありがとうございます！ (2019年12月8日 6時) (レス) id: 1e2d1ee3b3 (このIDを非表示/違反報告)
・み・(プロフ) - 望都さん» 新しいですね！！書いてみます！リクエストありがとうございます！ (2019年12月8日 6時) (レス) id: 1e2d1ee3b3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：・み・
| 作成日時：2019年10月30日 21時
